レシピ
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産直通販サイト『漁師さん直送市場』では、北海道や青森県の漁師さんが活ホタテを産地から直送くださいます。実際に通販で取り寄せた感想や豆知識、値段や、おすすめ料理レシピについてまとめてみました。
まだ生きている新鮮なホタテを食べたことはありますか?
「活ホタテ」とは、生きているホタテということです。
新鮮な生きている「活ホタテ」は、「こんなに美味しかったのか!」と感動するほどの美味しさがあります。
お刺身は醤油をかけずに食べても、海の塩味だけで十分美味しく、冷凍ものよりも歯ごたえがあり、濃厚な旨味と甘味があります。これが本来の、本当のホタテの美味しさです。
回転寿司やチェーン店の居酒屋さんで出てくるホタテのお刺身、スーパーのホタテは、急速冷凍した後に解凍してお刺身にしているとご存知ですか?
生の活ホタテは長くて3日程しか鮮度を保てず貴重なので、ほとんどの飲食店、スーパーで扱うのは冷凍ホタテになっています。
もちろん冷凍ホタテの良さもあります。
私は活ホタテも冷凍ホタテも、産直通販サイト『漁師さん直送市場』の北海道イチキ大光さんから購入しています。
購入する度、絶品の美味しさに感動、この上ない幸せな味を味わわせてもらっています。
<北海道/活ホタテおすすめ料理レシピの目次はこちらです。>
通販で取り寄せたホタテはイタヤガイ科となります。
ホタテの名前の由来は、「下の殻を舟にし、もう一つの殻を帆(ホ)のように立て(タテ)て走るとされた」ことからとも言われています。
ホタテ貝は殻長20センチ前後まで成長する扇形の2枚貝です。
白っぽく丸く膨らんでいる殻を海底側にし、もう片方の殻は褐色となり海面側となります。
孵化してから4~5年で殻長15センチほどに成長します。
ホタテの生産は青森・北海道が盛んとなり、この2県だけで日本全体の96%を占めています。
北海道の地まき漁をおこなっているオホーツク海では、水深約70メートルより浅い砂礫帯に稚貝を放流し生息しています。
オホーツク海の地まき漁では、3月中旬~11月末まで漁があります。
天然ホタテの旬は1年に2回あるとされており、1回目は夏、2回目は冬となります。
活ホタテとは、殻付きの生きているホタテガイのことです。
活ホタテは、美味しさを味わうだけではなく、生きているからこそのサプライズな贈り物になります。
活ホタテが届き、発泡スチロールの箱を開けると、開いていた貝が、気配を感じて閉じたり、また開いてきたり、貝をつつくとまた閉じたり。
ホタテの生きている姿に、子供はもちろん、日ごろ感動することが減っている大人でも、思わず笑みがこぼれて見入ってしまいます。生きている命を頂く。そのありがたさを改めて感じることができ、子どもの食育にもつながります。
北海道の冷たい海で育ったホタテは、厚く締まった身と強い甘味が特徴といわれます。
イチキ大光さんの漁場は、ホタテ養殖発祥の地である北海道常呂エリアのオホーツク海とサロマ湖に面し、日本有数のホタテ水揚げ量を誇る地です。
イチキ大光さんは、「貝けた網漁業」と「養殖業」という2種類の方法でホタテを育てています。
「貝けた網漁業」では、サロマ湖で1年間育てた稚貝をオホーツク海の決められた区画に放流し、海の中で自然に成長させた後、4年後などに「けた網」で収穫する漁業です。安定的に収穫するため、海底をいくつかに区画し、収穫・放流する区画をローテーションさせることにより、計画的に栽培しています。
サロマ湖で行われる「養殖業」では貝殻の耳に穴をあけ、海に吊るすことから「耳吊り養殖」とも呼ばれています。
そして、水揚げされたホタテは、陸上の生け簀に入れ砂抜きをします。発送する直前まで生簀で生きているので新鮮なのです。
高森漁業さんは、青森県の陸奥湾に面した津軽半島外ヶ浜町蟹田にて、ホタテ養殖をされています。
陸奥湾の蟹田は、ホタテの入札値が毎年1,2位を争う養殖ホタテの一大産地となっているそうです。
なぜ、そんなに高値が付くのか。
それは陸奥湾の蟹田の海が、とても栄養分が多い海であり、美味しいホタテが取れると評価されているからです。
陸奥湾は、青森県の下北半島、夏泊半島、津軽半島に囲まれた湾であり、八甲田山脈から流れる雪解け水、外海からの対馬暖流、強い季節風のヤマセという自然環境に恵まれ、栄養分が蓄えられる湾となっています。
こちらで育つホタテは、海の栄養分を身にぎっしりと蓄えたホタテです。
殻のサイズは、生まれてからまだ2年も経たない半成貝なので小さめですが、その分まろやかな甘味があり、肉厚な身がたっぷりと詰まっています。
その濃厚な身は、「ミルキーな味わい」と評価されています。
そして、高森漁業さんは、「殻付きホタテの開け方が分からない!」というホタテ初心者の方向けに、殻を開けて身を外すために便利なヘラと、ホタテの耳洗いネット、「ホタテの外し方・耳の洗い方」という丁寧なお手紙を付けた初心者向けセットも販売してくださっています。
このヘラとネットが、とても便利な物でした!
通販で取り寄せたホタテは耳つり養殖や地まき漁で漁獲されています。
北海道のオホーツク海ではホタテの地まき漁がおこなわれております。
青森県のホタテは「篭養殖」「耳吊り養殖」が大半を占めています。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、青森県の高森漁業がホタテの「篭養殖」を行っています。
「篭養殖」は10段ほどに区切られたネット状の籠にほたて貝を入れ、海中に吊るして養殖する方法です。
自分自身はホタテ初心者ではないですが、この度は青森県 高森漁業さんの初心者セットを注文してみました。
「へら」がどんなものか知りたかったからです。
そして耳洗いネットにも興味がありました。
これまで、殻を開ける時は、牡蠣用ナイフで開けてきました。
それでも苦労なくできていたと思っていたのですが、このヘラはすごく開けやすい!
さすがホタテ用!こんなに開けやすいとは!身が取りやすいとは!
これはかなり便利なヘラです。
そして、耳洗いネット。
これまで、ホタテの耳は塩をふって手で揉み洗いをしてきました。
それでも十分汚れが落ちていると思っていたのですが、このネットを使うといつもよりも耳からたくさんトロトロが出て驚き!
このネットは必要ですね!
そしてネットに入れたまま洗えるので、耳を取りこぼすことなく洗うことができ、とても便利でした。
そして、ホタテの殻の開け方も写真付きで説明してくださっているので、初心者の方にも分かりやすいと思いました。
お気遣いの初心者セットはとてもありがたいセットでした。
活ホタテが通販サイトや卸売市場において、どのような値段で販売されているか調査しました。
北海道産の活ホタテについて、一般的な通販サイト(楽天市場)にて、どの程度の値段で販売されているか調査したところ、
1kg 1,500円~2,000円程度で販売されているように見受けられました。
東京の豊洲市場には全国の魚介類が集まってきます。
豊洲市場において、活ホタテがどのような値段で販売されているか調査したところ、1kg 500円~1,000円程度で推移しているように見受けられました。
産直通販サイト『漁師さん直送市場』では北海道のイチキ大光さんが以下の値段で販売してくださっていました。
・天然 活ホタテ 夫婦用(2人用) ホタテ約10枚 値段 6,000円(送料・税込み)
1枚ずつとても大きなホタテでした。
楽天市場などの一般的な通販サイトでは、青森県産の活ホタテ(半成貝)はどのような値段で販売されているのか調査してみました。
半成貝は小さめサイズにあたるかと思いますので、3kg(24~30枚)で約5,500円(送料込み)のような値段となっておりました。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、青森県の漁師さん(高森漁業さん)は以下のような値段の商品を販売されておりました。
毎年、春~初夏頃までの期間限定での販売となっております。
通販でお取り寄せした活ホタテの下処理について紹介します。
活ホタテを開くと黒い部分がありますが、これは「ウロ(中腸線)」といい、これだけは食べることができません。
ウロは、ホタテが生きていく中で吸い込んだ悪いプランクトンなどの毒素を貯めていく所ですので、食べないでください。
ウロは、キッチンバサミで切り取るか、ヘラで身と引き離してから指でつかむと取り除くことができます。
なお、ウロ以外にはホタテに毒素はありませんので安心して食べてください。
貝柱の周りに付いているヒラヒラとしたヒダを「耳」と言い、生でも食べることができます。
コリコリとした歯ごたえが特徴で、焼いても美味しいです。
耳付きのまま焼くときは、貝柱から耳を外す必要はありません。
お刺身にする時は耳を外し、別々に洗い、盛り付けます。
耳は手で引っ張ると簡単に外すことができます。
高森漁業さんの耳洗いネットがある時はそのネットに入れて、ない時はザルに耳を入れます。
そこに多めの塩を振って、手で優しくもみ洗いをします。
耳が白くなってきましたら、水ですすぎます。
最後にサッと塩水にくぐらせて水気を切り、完成です。
<材料>
・産直通販で取り寄せた活ホタテ
<開き方>
①両手に軍手をはめて、手を守ります。
②貝の平らな方を下にして、貝殻の間から貝柱の下にヘラを差し込みます。
③貝の平らな面に沿うようにヘラを動かしてゆっくり貝柱を切り離します。
④片方の殻を開けてはずし、同様に反対側の、もう片方の貝殻からも貝柱をはがします。
※平らな面を上にして持つ方もいます。その場合も、平らな面の貝に沿わすようにナイフを入れて貝柱をまず切り離します。ご自身のやりやすい方で行ってください。
活ホタテの口が閉じている時は、口の隙間を探し、そこにヘラを差し込んで貝柱を切り離します。隙間が見つからない場合はキッチンバサミなどで貝殻の端を少し割り、隙間を作ります。
※新鮮な活ホタテほど、勢いよく貝殻を閉じます。開いている貝の間に指を入れてしまうと、貝が閉じたときに指を挟まれてケガをするのでご注意ください。
貝の中にヘラを入れる時もお気を付けください。
活ホタテを開くと黒い部分がありますが、これはウロ(中腸線)といい、食べることができません。
ウロは、ホタテが生きていく中で吸い込んだ悪いプランクトンなどの毒素を貯めていく所です。 ウロにはプランクトン性の毒の他に、カドミウム等の重金属も蓄積されていくので、食べないでください。 ウロは、キッチンバサミで切り取るか、ヘラで身と引き離してから指でつかむと取り除くことができます。
なお、ウロ以外には活ホタテに毒素はありませんので安心して食べてください。
通販でお取り寄せした活ホタテの保存方法について紹介します。
活ホタテは、2日以内でしたら貝殻から外して冷蔵保存ができます。
ヒモとウロを取り、貝柱だけ水洗いし、塩水にくぐらせて水気を拭き取ってから冷蔵庫に保存してください。
翌日でもお刺身でいただけます。
ヒモとウロを取り、貝柱だけにして保存します。
貝柱は塩水にくぐらせて水気を拭き取ってから、ジップロックなどの密閉できる袋に入れて冷凍庫で保存します。
耳は耳でジップロップに入れて保存します。
※貝柱を切って冷凍すると、解凍したときに生臭くなりますので、丸のままの冷凍をお勧めします。
通販でお取り寄せした活ホタテのレシピについて紹介します。
【レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せた活ホタテ
<作り方>
お刺身には、ホタテの貝柱とヒモだけを使います。その他のエラや生殖器は加熱して食べましょう。貝から取り出した貝柱を軽く水洗いしてキッチンペーパーで水気を拭いてから調理してください。
貝柱は切り方によって食感が変わります。貝柱を輪切りにすると口当たりが柔らかな食感に、縦切りにすると歯ごたえのある食感を楽しめます。
ホタテのヒモは、塩でもんでヌメリをとり、適当な大きさに切ってお刺身にします。コリコリとした歯ごたえがあり、美味しいです。
【レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せた活ホタテ
・醤油、わさび、オリーブオイル
<作り方>
水気をふいた貝柱を輪切りに切り、ホタテをお皿に並べます。好みのドレッシングや、醤油と練りわさびを混ぜたオリーブオイルをかけて完成です。
【レシピ】
<材料>
・産直通販で取り寄せた活ホタテ
・しょうゆ
<作り方>
1、ホタテを貝つきのままよく洗い、直火にかけたり、魚グリルで焼きます。
2、貝が開いたら、しょうゆをかけ、好みの焼き加減でいただきます。新鮮なホタテなので焼きすぎはもったいないです。 また、ウロは食べる際に取り除いてください。
バター醤油焼きのレシピです。
【レシピ】
<材料>
・産直通販で取り寄せたホタテ
・塩、こしょう、小麦粉、バター、醤油
<作り方>
1、水気をふいたウロ以外のホタテに塩・こしょう、小麦粉をまぶし、フライパンにバターを溶かして、こんがりと焼きます。
2、最後に醤油を回しかけて完成です。
フライのレシピです。
【レシピ】
<材料>
・産直通販で取り寄せた活ホタテ
<作り方>
1、水気を拭いたウロ以外の活ホタテ(もしくは貝柱だけ)に塩・こしょう、小麦粉、溶いた卵、パン粉の順につけ軽く押さえます。しばらく置いて衣を落ち着かせます。
2、180度の油で、あまりしっかり加熱しすぎないように、手早くきつね色にカラッと揚げます。
3、ウスターソースやタルタルソースをつけていただきます。
フライは、貝柱だけで作る方法と、殻から取り出したウロ以外のくっついている身すべてで作る方法があります。
ウロ以外のすべての身で作ると、大きくて見た目も食べごたえも迫力あるフライができあがります。そこにガブリとかぶりつくと、活ホタテのプリっとした身やコリコリした身や濃厚な旨味のある身、活ホタテの全部の味が一度に口中に広がり、なんとも贅沢なフライになります。
また、上品なフライにしたい際は、貝柱だけで作ると良いです。貝柱とヒモなどの部分は食感が違い、歯ごたえがある方だけが口に残ることもあります。上品で、見た目も綺麗なフライにしたい際は、貝柱だけにすると良いです。
産直通販サイト漁師さん直送市場を利用して、北海道・青森の漁師さんより活ホタテを直送して頂き、豆知識やレシピをレポートしましたが、いかがでしたでしょうか。
味でいうと、活ホタテがホタテ本来の歯ごたえと、旨味を味わえ、活ホタテが美味しいと思います。
回転寿司やスーパーのホタテしか食べたことがない方は、ぜひ一度活ホタテを味わってみてほしいです。
また、冷凍ホタテにも使い勝手の良さ、調理のラクさ、冷凍庫にあればいつでもホタテを調理して味わえるという良さがあります。
自分へのご褒美に、大事な方への贈り物に、コストパフォーマンスでも一押しの活ホタテを味わってみてください。
青森県の漁師さん(高森漁業さん)は以下のような値段の商品を販売されておりました。
毎年、春~初夏頃までの期間限定での販売となっております。
活ホタテの一つ一つは半成貝なので、2年以上生きている成貝ほど大きくはないですが、たくさん入っているのでお得感があります。
もちろん様々な料理で楽しめました。
高森漁業さん、ありがとうございました。
代引き不可
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