2014年08月25日 22時17分

ご挨拶 「想い」

数多くのサイトがあるなかで、ご訪問ありがとうございます。

私は漁師さん直送市場 運営責任者の 上垣内洋一郎（うえがいと よういちろう）と申します。

このホームページに来てくださった「あなた」と日常では接する事が少ない「漁師さん」との架け橋になれればと、「漁師さん直送市場 ～家庭用～」を開設致しました。

あなたが知らない「お魚の豆知識」「お魚のレシピ」や「水産業界の裏話」まで、普段接する事が少ない「リアルな水産情報」をお届けしたいと思います。

食卓にある「その魚」は漁師さんが一生懸命汗を流して、豪雨のときでも時により出漁し、命の危険を冒して漁獲した、
先日まで海で泳いでいた、生きていたお魚なんだという事を肌で感じる事も少ないのではないでしょうか。

欲しいものがなんでも簡単に手に入るこの飽食の現代社会において、お魚もあたりまえのように刺身や切り身で並んでおり、丸の魚がどのようなものかも知る機会は少なく、養殖魚も多く並べられていることから、魚の旬がいつなのかも感じられません。
このような状況では仕方のないことだと思います。

しかし、前日まで海を泳いでいた「お魚の命を頂いているのだ」という事を、「いただきます」の感謝の気持ちと共に、新鮮なお魚を味わって頂くことができれば、こんなにうれしいことはありません。

わたしたち大人がそのような感謝の気持ちを持つことで、子供や孫なども食卓を通して、
お魚を獲ってくれた漁師さん、前日まで生きていた魚に対して、「いただきますの感謝の気持ち」
を学んでいくのではないでしょうか。

実際、漁師さんからお魚が届いたら、私が魚を捌く姿を、子供たちも興味津々で見ています。
「これは何の魚？」と聞かれたり、３枚におろすのを見て「お魚さん痛そう～」等、
率直な感想を聞かせてくれたりもします。

「これはマトウダイというお魚だよ」や「お魚さんに感謝しないとね」といったやりとりの中で、
子供たちも「食育」の機会を得ているのかもしれません。

日本の食卓は、米中心の食生活から肉類、油脂類の多いものになり変わり、
朝食をとらない、過度のダイエットをするなどの問題も加わり、
大人から子どもまで生活習慣病の予防が課題となっています。

生活習慣病の予防には「適度な運動」に加え、「魚を含むバランスの良い食事をとる事」も
重要だとされています。

「漁師さん直送市場」があなたの「食育」の第一歩となる事ができれば、幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

漁師さん直送市場 運営責任者 上垣内洋一郎