レシピ

公開日:2022/03/05
最終更新日:2024/03/09

赤貝の通販【産地直送】値段は?おすすめレシピ4選

産直通販サイトの漁師さん直送市場を利用して、

山口県の七福丸さんから2月に送っていただいた鮮魚セットの中に「赤貝」がありました。

 

しかも国産！

 

しかも生きている貝もいるほど新鮮な赤貝！

 

七福丸さん本当にありがとうございます。

 

七福丸さんが事前に送ってくださったおすすめの食べ方は以下です。

 

「赤貝:  刺身、酒蒸し」

 

お刺身で食べられるほど新鮮な赤貝！味わいが楽しみです。

 

この度は、赤貝についてと、レシピについてをまとめてみました。

 

山口県の七福丸さんについてはこちらです。

 

※2022年3月5日現在、七福丸さんは2月中旬の強風により船が陸に乗り上げてしまい、休漁中となっていましたが、船が直り漁に出られております。

 
●赤貝のレシピ一覧

• 赤貝のレシピ1.お刺身
• 赤貝のレシピ2.湯引き
• 赤貝のレシピ3.和え物
• 赤貝のレシピ4.つぼ焼き

 

通販でお取り寄せ！産地直送の赤貝とは！

赤貝はフネガイ目フネガイ科に属する2枚貝です。

 

赤貝の名前の由来

赤貝の名前は、その特徴的な赤い貝殻に由来しています。この鮮やかな赤色は、貝が持つ天然の色素によるもので、特に内側の光沢が美しいことで知られています。
 
この赤い色は、赤貝を他の貝類と区別しやすくする特徴であり、消費者にとっても選びやすい目印となっています。

 

赤貝の特徴

赤貝の最大の特徴は、その独特の食感と味わいです。肉質は柔らかく、噛むとジューシーな旨味が広がります。
 
また、赤貝はそのサイズにも特徴があり、大きなものでは殻の長さが10cmを超えることもあります。赤貝は、新鮮な状態で食べることが最も重要で、鮮度が落ちると味が大きく変わってしまいます。
 
そのため、市場では鮮度が高いものが高く評価され、価格もそれに応じて変動します。また、赤貝は独特の香りを持ち、これが食欲をそそる要因となっています。
 
殻はこげ茶色をしていますが、中の身は、とても鮮やかなオレンジ色をしています。
 
そして、貝では珍しく、人と同じヘモグロビンを含む血を持つ貝となっています。
 
その為、殻を開けると赤い血が流れだし、初めての方は驚かれるかもしれません。
 
しかしサラサラとした薄い血であり、臭いも全くありません。
 
水でサッと流すことで、身もまな板も綺麗になりますのでご安心ください。
 
また、人間と同じヘモグロビンを持つため、栄養価としても鉄分が多く、貧血の方にもおすすめです。

 

通販でお取り寄せ！赤貝の水揚地域

赤貝は日本全国の沿岸部で水揚げされますが、特に有名な産地には瀬戸内海や九州地方の沿岸があります。これらの地域では、適度な水温と栄養豊かな海が赤貝の成長に適しているとされています。
 
地域によって微妙に味わいが異なるため、産地ごとの特色を楽しむのも赤貝の魅力の一つです。また、地域によっては赤貝の養殖もおこなわれています。

 

通販でお取り寄せ！赤貝の旬

 
赤貝の旬は、主に春から初夏にかけてとされています。この時期、赤貝は肉厚でジューシーな味わいが増し、その独特の甘みと旨味が最高潮に達します。
 
特に、産卵前の春の終わりから初夏にかけては、赤貝の身が最も膨らみ、味が濃厚になるため、グルメな海産物愛好家には特におすすめのシーズンです。この時期に水揚げされる赤貝は、寿司ネタとしても非常に高い評価を受けており、日本全国の寿司店で特に重宝されます。
 
また、赤貝は冬にも旬を迎えるとされています。冬場は身が引き締まり、独特の歯ごたえと深い味わいが楽しめます。
 
この季節の赤貝は、煮物や鍋料理など、温かい料理に使用することで、その独特の食感と風味を存分に味わうことができます。
 
赤貝の旬を迎える春と冬、それぞれの季節で異なる魅力を持つこの貝は、日本の食文化において重要な位置を占めています。
 
季節ごとの変化を楽しむことができる赤貝は、日本各地の料理でその年時に応じた最良の味を提供してくれます。

 

通販でお取り寄せ!赤貝漁について

赤貝は底引き網漁などで漁獲されています。
 
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、山口県の七福丸さんが底引き網漁をされており、赤貝が漁獲されることもあります。
 
底引き網漁は大きな網を船で曳き、魚介類を漁獲する漁法となります。
 
以下は別の漁師さんの赤貝漁の動画です。
 

 

通販でお取り寄せ!赤貝の値段は?

楽天市場での赤貝の値段

楽天市場などの一般的な通販サイトで赤貝がどの程度の値段で販売されているか調査してみました。
 
中国・韓国産の赤貝は1kg 3,000円程度、国産の赤貝は1kg 7,000～9,000円程度で販売されているように思われました。赤貝1個100g程度だとすると、国産赤貝は1個700～900円かと思います。

 

豊洲市場での赤貝の値段

東京の豊洲市場には全国の産地から様々な魚介類が集まってきます。
 
豊洲市場での赤貝の値段を調査したところ、1kg 600円～1,400円程度となっていました。

 

スーパーでの赤貝の値段

農林水産統計によると、卸売価格に対して4～5割上乗せした金額がスーパーでの小売価格となっています。
 
豊洲市場での赤貝の値段が1kg 600円～1,400円程度だとすると、スーパーでの小売価格は1kg 840円～2,100円程度と思われます。

 

漁師さん直送市場での赤貝の値段

産直通販サイトの漁師さん直送市場では、七福丸さんが時期により赤貝を出品されており、1kg 2,000円程度で販売されておりました。
 
値段が高くてお店で注文をためらっていた赤貝が、鮮魚セット【約2kg～4kg　5,680円(税・送料込）】に5個(一般的な通販では3,500円相当)も入っていて驚きました！
 
5,680円の鮮魚セットの中には、他にも高級なオコゼやヨシエビが入っていたので、すごいコスパです！
 

通販でお取り寄せ！赤貝に関連したお客様の声

赤貝、大変喜んでおりました

父へのプレゼントだったのですが、大変喜んでおりました。届いた日に捌いて、堪能していました。美味しかったと言っておりました。
 
また、私の感想として、赤貝と魚のセットが全く見つからなくて困っていました。
このサイトで赤貝が獲れる舟を見つけた時は、藁を掴むような思いでした。相談したら快く承っていただき、本当に感謝しております。
 
父の誕生日は夏なのですが、赤貝が無いので冬まで持ち越しとなっておりました。
両親は栃木在住なので美味しい海の幸を手に入れることが難しく、このように漁師さんから直接買えるシステムは本当にありがたいです。
喜んでもらえて、大満足しております。
また来年もお願いするかもしれません。
本当にありがとうございました。

 

通販でお取り寄せ!赤貝の開き方・下処理

赤貝の開き方・下処理についてです。
 

＜通販でお取り寄せ！産地直送の赤貝の殻の開け方＞

 

①赤貝の表面の殻をブラシで水洗いします。

 

②赤貝の後ろにある殻の綴じ目、蝶番(ちょうつがい)の隙間にバターナイフやステーキナイフのような平らで薄く、固いものを物を当てます。

 

③左手で赤貝を持ち、右手で蝶番の隙間に当てたナイフを時計の針を回すように回転させます。蝶番の綴じ目をねじることで、殻がずれて隙間ができます。

 

④隙間が空きましたら、そこからナイフを表面の殻に添って入れ、貝の両側端にある2カ所の貝柱を切りますと、赤貝の殻が開きます。

 

また、赤貝の殻は、ホタテや牡蠣よりもかなり薄く割れやすいため、殻の後ろの蝶番をうまくずらせない場合は、閉じた殻に無理やりナイフを差し込み、殻を少し割って殻を開けることも簡単にできます。

 
 

＜通販でお取り寄せ！産地直送の赤貝の下処理方法＞

 

①赤貝の殻から取り出した身を一度水洗いし、身とヒモを包丁で切り分けます。

 

②赤貝の身は、黒いワタ（肝）がある側から包丁を入れ、完全に切らないように半分に切り開き、中のワタをすき取ります。ワタは捨てます。

 

③ヒモを包丁で優しく削ぎ、汚れを取ります。ヒモについているヒラヒラの赤いエラを切り取り、エラは捨てます。ヒモの先に付いている丸い白い身の固まりが貝柱です。

 

④ヒモと貝柱と、身をザルに入れ、塩を多めに振りかけて、手で揉み洗いをし、ヌメリを取ります。

 

⑤流水をかけ、ヌメリと塩をサッと洗い流します。（長く真水にさらさないようにしてください。）

 

⑥ヒモに黒い汚れが付いていましたら、キッチンペーパーで拭き取ります。

 

⑦身もキッチンペーパーで水分を拭き取り、下処理が完成です。

 

ワタを茹でたり煮付けにして食べる方法もあります。

 

しかし、卵を持つ時期のワタは危険で食べられません。

 

また、抵抗力の弱いお子さんやお年寄り、体が弱っている方は当たることがあるため食べる際はくれぐれもお気を付けください。

 

通販でお取り寄せ！産地直送の赤貝のレシピ4選！

新鮮な赤貝は、なんと言ってもお刺身やお寿司など、生で食べることがおすすめです。

 

コリコリとした食感と、強い旨味、独特の香りが堪能できます。

 

赤貝のレシピ１．お刺身

 
新鮮な赤貝の身はプリプリと、ヒモはコリコリと、貝柱はしっとりとした弾力で、それぞれの食感の違いを楽しむことができます。
赤貝のお刺身のレシピです。
 
【レシピ】
＜材料＞
・通販で取り寄せた赤貝

 
＜作り方＞

①上記の方法で下処理をした身に、飾り包丁を入れていきます。②有名な方法は2通りあります。

 

・表面に格子状に切り込みを入れる。

 

・タコさんウインナーを作るように、片側だけ細く切っていく。

 

そして、切った身を、まな板に一枚ずつたたきつけます。

 

そうすることで、身が締まり、食感がより良くなり、包丁の切り込みも綺麗に出てきます。

 

ヒモは2cm幅ほどに切り分けます。

 

赤貝の殻は、良く洗ってから、熱湯で1分以上沸騰させて消毒をし、殻の上に身と、ヒモとホタテを盛り付けて完成です。

 

赤貝の殻をお皿にすることで、一気に見栄えが良くなります。

 

 

赤貝のレシピ２．湯引き

 
赤貝は生のお刺身はもちろん絶品ですが、さっと湯引きをすることで程よく加熱され、甘味と歯ごたえが増します。
赤貝の湯引きのレシピです。

 
【レシピ】
＜材料＞
・通販で取り寄せた赤貝

 
＜作り方＞

 

①60℃～70℃ほどのお湯と、氷水を用意しておきます。

 

②下処理をした赤貝の身を、①のお湯の中でしゃぶしゃぶし、表面が少し白くなりましたらすぐに氷水に入れて締めます。

 

③氷水に数秒付けましたら取り出し、キッチンペーパーで水気を拭き取って完成です。

 

わさび刺身醤油でも、ポン酢でいただいても美味しいです。

 

赤貝のレシピ３．和え物

 
赤貝は、お酢との相性も良いです。
赤貝の和え物のレシピです。

 
【レシピ】
＜材料＞

 

通販で取り寄せた赤貝の身　4個

 

乾燥ワカメ　少々

 

A：だし汁　小さじ1

 

A：お酢　大さじ1

 

A：砂糖　大さじ1/2

 

＜作り方＞

 

①乾燥ワカメは水でもどしておきます。

 

②下処理をした赤貝の身を細切りにします。

 

③ボールにAを混ぜ、そこに②と水気を絞ったワカメを入れて和え、器に盛り付けて完成です。

 

彩りも綺麗です。

 

赤貝のレシピ４．つぼ焼き

赤貝のつぼ焼きのレシピです。
 
【レシピ】
＜材料＞

 

通販で取り寄せた赤貝　4個

 

エノキ　1/8株

 

A：水　大さじ４

 

A：醤油　大さじ1

 

A：みりん　大さじ1

 

＜作り方＞

 

①赤貝の殻を開き、身、ヒモ、貝柱に下処理をして綺麗にしておきます。

 

②身は細切りに、紐も2cm幅ほどに切っておきます。

 

③エノキは長さを2、3cm幅に切ってほぐしておきます。

 

④赤貝の殻4個を綺麗に水洗いし、その上に、赤貝の身、ヒモ、貝柱とエノキを混ぜ合わせたものを山もりに乗せます。

 

⑤トースターか、魚グリルにアルミホイルをひき、その上に具をのせた殻を倒れないように載せます。

 

⑥Aを混ぜ合わせ、具をのせた殻にスプーンでかけます。

 

⑦弱火で3分～5分ほど加熱して完成です。

 

赤貝だけをつぼ焼きにしてももちろん美味しいです。

 

エノキを小さめのシメジや舞茸など別のキノコにしても、歯ごたえが良く、味わい深いつぼ焼きになります。

 

産地直送の赤貝を通販でお取り寄せしてみた感想

産直通販サイトの漁師さん直送市場を利用して、山口県の七福丸さんから2月に送っていただいた鮮魚セットの中に「赤貝」があり、豆知識やレシピをレポートしました。

 

高くてお店で頼むことをためらっていた国産赤貝が、鮮魚セットに入っておりとても驚きました。

 

貴重な赤貝を、自宅で捌いて食べられることは嬉しいかぎりです。

 

殻も開けやすく、捌きやすかったです。

 

鮮やかなオレンジ色の身は、コリコリとした歯ごたえがあり、磯の香りと旨味が溢れだし、最高の美味しさでした。

 

国産の赤貝を味わうことができ、感謝！

 

七福丸さん本当にありがとうございました。

 

山口県の七福丸さんの商品一覧はこちらです。

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