レシピ
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産直通販サイト、漁師さん直送市場では、
高知県の九石大敷組合さんのところにて、「クロホシフエダイ」の水揚げがあります。
クロホシフエダイは、主に西日本で水揚げがある魚であり、スーパーなど一般市場にはなかなか出回らない珍しい魚です。
フエダイ科フエダイ属に属しており、口笛を吹いているように口が突き出ている「フエダイ」の仲間です。
クロホシフエダイは流通量は少ないですが、魚を知る人の間では、上質な白身を持ち、味が良いことで有名です。
この度はクロホシフエダイについてレシピなどをまとめてみました。
クロホシフエダイは、漢字で書くと「黒星笛鯛」となります。
魚体が大きくなるにつれて薄くなっていきますが漢字の通り背中に黒い点があり、笛を吹いているように口が突き出ていることが特徴です。
身体の色は時折紅色が混ざる朱色をしており、ヒレには黄色がさし、とても綺麗で印象的な見た目をしています。
大型のものは高級魚として高級すし店や飲食店に卸されています。
クロホシフエダイの身は、クセや臭みがなく、旨味を含んだ上品な白身であり、皮と身の間に脂を多く含んでいます。
産卵期は地域にもよりますが6月~7月頃であり、産卵後すぐ以外は年間を通して味が安定していて美味しい魚です。
クロホシフエダイは、お刺身はもちろん、焼く、蒸す、煮る、揚げると様々な料理で美味しくいただくことができます。
油との相性がとても良く、洋食にも合う魚です。
クロホシフエダイのお刺身は、透明感がある白身であり、血合いの色も淡い朱色で見た目も綺麗です。
新鮮なクロホシフエダイのお刺身は、食感も強く、コリコリとした噛み応えがあります。
上品ながらも旨味が強く、ほんのりと甘味も感じられます。
<作り方>
①クロホシフエダイのウロコを取り、頭を切り落とし、内臓を取り出して綺麗に洗い、水気を拭き取ります。
②3枚おろしにして腹骨などの骨を取り、皮を引いて刺身状に切り、盛り付けて完成です。
食感が硬くコリコリとしているので、薄く切ると食べやすいです。
コリコリとした食感を楽しむには届いた日にお刺身で食べることがおすすめですが、歯ごたえよりも旨味を増したい方、当日にお刺身で食べきれない方は、身を熟成させることもおすすめです。
クロホシフエダイは他の白身魚と同じように、「熟成」することにより、旨味が更に増します。
熟成した魚は、口どけが滑らかになり、魚の持つ旨味が最大限に引き出されます。
また、たくさん魚が届いて食べきれない場合も、熟成にすることで最大1週間の間お刺身で食べることができるので、何日もお刺身を味わうことができます。
白身魚は熟成が向いていますが、痛みやすい青魚は熟成に向いていないのでご注意ください。
<ポイント>
熟成するためには、漁獲後に血抜きをして、鮮度を保つ適切な処理をされた魚である必要があります。
高知県の九石大敷組合さんは漁獲後、血抜きと神経締めを行ってくださっていますので、安心して熟成を行うことができます。
<作り方>
①ウロコ、頭、内臓を取って洗い、水気を拭き取ります。
②3枚おろしにします。
③3枚おろしにした身を、キッチンペーパーで包み、更にラップで包み、冷蔵庫で寝かせます。
④熟成には水分が大敵の為、毎日キッチンペーパーを交換します。
⑤食べたい時に、皮を引いてお刺身にしていただきます。
プロの方は、魚種によって1カ月間熟成させる方もいらっしゃいますが、一般家庭ですと最大でも1週間以内で食べきる方が安心です。
熟成のちょうど良い頃合いは3日~5日後とも言われていますので、毎日少しずつ食べて深まっていく熟成の味わいを楽しむのも良いですね。
クロホシフエダイは、皮と身の間に脂がありますので、皮ごと食べられる炙りのお刺身もおすすめです。
<作り方>
①ウロコ、頭、内臓を取って洗い、水気を拭き取ります。
②3枚おろしにし、腹骨などの骨を取り、身が平らになるように鉄串に刺します。
③コンロの火を付け、クロホシフエダイの皮目を火で軽くあぶり、冷水に取ります。
④キッチンペーパーで優しく水分を拭き取り、刺身状に切って盛り付け、完成です。
わさび醤油でも、しょうが醤油でも美味しくいただけます。
<材料>
クロホシフエダイ 3枚おろしにした片身一枚
薬味(大葉、青ネギ、ミョウガなど) お好みの量
A:オリーブオイル 大さじ2
A:あら塩 少々
A:黒コショウ 少々
A:醤油 少々
<作り方>
①3枚おろしにしたクロホシフエダイの皮を引きいて骨を
取り、お刺身状に薄く切ります。
②薬味を千切りや小口切りに刻んでおきます。
③ボールに①と②を入れて、Aを入れて混ぜ合わせ、器に盛り付けて完成です。
塩焼きと言えばどんなお魚でも美味しいですが、クロホシフエダイは特に塩焼きが合うお魚です。
<作り方>
①ウロコ、内臓を取り水洗いし、水気を拭き取ります。
②お好みの切り身の大きさに切り、火が通りやすいように、表面に十の字の飾り包丁をいれます。
③振り塩を少ししっかり目にふり、冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。
④出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取り、魚グリルで弱めの中火でじっくりと焼き上げて完成です。
煮るとほどよく身が締まり、甘みが際立って美味しいです。
<材料>
クロホシフエダイ 半身
A:水 50㏄
A:料理酒 50㏄
A:醤油 大さじ4
A:砂糖 大さじ4
A:みりん 大さじ2
<作り方>
①クロホシフエダイを皮付きの切り身にしておきます。
②Aを全てを鍋に入れて煮立てます。
③煮立ちましたら、クロホシフエダイの切り身を入れ、時々煮汁を身の上にかけながら10分ほど煮て完成です。
クロホシフエダイは油との相性が良く、洋風に焼いても美味しいです。
<作り方>
①クロホシフエダイを3枚おろしにして、好みの大きさの切り身にします。
②切り身の両面に塩コショウを振り、皮目だけに小麦粉を薄く振ります。
③フライパンにオリーブオイルを少し多めに入れ、皮目を下にして切り身を入れて、弱火にかけます。
④切り身が反らないように、ヘラで上から軽く押さえながら焼きます。
⑤皮目側を焼いて、全体の8割ほど火が通りましたら、裏返し、身の側を焼いて全体に火が通りましたらお皿に盛り付け、完成です。
低温でじっくりと焼き上げることで皮目がパリッと仕上がります。
クロホシフエダイのアラからは、コクのある出汁が取れます。
味噌を入れて味噌汁にしても、塩と酒だけのシンプルな味わいの潮汁にしても美味しいです。
①鍋にだし昆布を入れて火を付け、煮立ちましたら昆布を取り出しておきます。
②クロホシフエダイを塩焼きや煮付けにした後の頭や、お刺身にした残りの頭や骨などに熱湯をかけ、冷水で綺麗に洗います。
③鍋にクロホシフエダイのアラを入れて煮立て、豆腐やネギを入れます。
④味噌汁にしたい場合は味噌を溶き入れ、潮汁にしたい場合は塩と酒で味付けをして完成です。
出汁で煮たてたアラの身もふっくらとして美味しいです。
石川県 鹿渡島定置
アオリイカ 2.5~3.0キロ
9,480円(税・送料込)
定置網で獲れるアオリイカです。富山湾では9~12月がアオリイカの水揚げ時期になります。
石川県 鹿渡島定置
アオリイカ 1.5~2.0キロ
7,480円(税・送料込)
定置網で獲れるアオリイカです。富山湾では9~12月がアオリイカの水揚げ時期になります。
石川県 鹿渡島定置
鮮魚セット 約4kg~8kg
9,600円(税・送料込)
目安人数8~16人。親戚を呼んでのお祝いごとやホームパーティーにオススメです。
石川県 鹿渡島定置
鮮魚セット 約3kg~6kg
7,680円(税・送料込)
目安人数6~12人。親戚を呼んでのお祝いごとやホームパーティーにオススメです。