レシピ
レシピ
2021年01月24日 09時48分
透き通った身の美しさと上品な味わいを持つ、ヒラメ。
ヒラメは鯛と並び、日本を代表する高級魚として古くから愛されてきました。
現在では天然物が減り、養殖が主流になってきたため、天然物のヒラメは大変貴重な存在となっています。
そんな天然物ヒラメの神経締めを、高知県の九石大敷組合さんが送ってくださいました。
ヒラメは、白身魚の中でも特に上品かつ繊細な身質を持ち、老若男女問わず愛される味わいです。
特に寒い時期に獲れる寒ビラメは、脂がのったキメ細かい身が際立ち、白身魚の刺身の中でも最上級とされています。
また、ヒレを動かす筋肉であるエンガワは、プリプリとした歯ごたえがあり、刺身や寿司のネタとして珍重されています。
また、加熱をしてもふっくらと柔らかい身を保つため、焼いても蒸しても揚げても美味しくいただけます。
ヒラメの白く輝く身は、鯛と同様に食卓にあるだけで食事を豪華に上品に彩ってくれます。
鮮度が良いヒラメは歯ごたえがしっかりとしているので、お刺身は薄造りにすることもおススメです。
一晩寝かせて旨みを引き出したヒラメは、やや厚めのお刺身にすると、もっちりとした食感となり、また違った歯ごたえを楽しめます。
3枚おろしにして、皮を引いてお刺身にします。見た目も食感も違うエンガワだけ別にして盛り付けることや、エンガワだけ海苔で酢飯を巻いた上に盛り付ける軍艦にしても美味しいです。
クセのない透明感のあるヒラメの身は、噛みしめるほどに甘味と旨味が浮き上がり、絶品の美味しさです。
昆布でしめることで適度に身が締まり旨味が増し、また違った味わいを楽しめるのでおススメです。
①酢と水を合わせたところに昆布を浸し、20分ほど置きます。
②お刺身の切り身や、皮を引いたサクを、①の水気を優しく拭き取った昆布ではさみ、ラップで空気が入らないようにぴったりと包んで冷蔵庫に入れます。
④半日~2日で出来上がりです(切り身は3時間ほどでも美味しくいただけます)。サクは好みの厚さにそぎ切りしてお召し上がりください。
切り身の場合は、1日以上昆布に挟んだままにしますと、切り身が黄ばんで見た目が悪くなるので、1日経ちましたら昆布は外してください。
①器に皮をひいて薄く切ったヒラメを並べ、上からバジルやルッコラ、水菜などお好みの葉物野菜と、彩りが明るいトマトなどを散らします。
②上からオリーブ油、レモン汁をかけ、岩塩とコショウを振って完成です。
自宅にあるお好みのドレッシングをかけてもお手軽に美味しくいただけます。
①皮付きのヒラメの切り身の両面に塩コショウを振り、全体に小麦粉をまぶします。
②フライパンにバターをひき、皮目から中火で焼いていきます。
③全体に8割がた火が通ったら裏返して焼き、完成です。
お好みでレモン汁をかけていただきます。
①ヒラメの皮に切れ目を入れ、ヒラメ1切れに対し、酒小さじ1、塩2つまみを混ぜ、両面にまぶし、半日ほど置きます。
②魚グリルに火をつけて温めておき、キッチンペーパーで水気を優しく拭き取ったヒラメを両面焼いて完成です。
①中骨や腹骨を集めて湯通しをします。
②冷水に落としてアラを綺麗に洗い、水気を取ります。
③お鍋に水と昆布を入れて煮だし、沸騰寸前に昆布を取り出し、アラを入れて煮立てます。
④アクを取り、酒と塩で味つけし、完成です。
ヒラメの旨味豊かな上品なだしが味わえます。