レシピ
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産直通販サイトの漁師さん直送市場にて、神経締めのヒラスズキを漁師さんが直送くださいました。この度は、ヒラスズキを実際に取り寄せた体験や豆知識、通販や市場での値段、食べ方レシピについてレポートしていきます。
この度、神経締めのヒラスズキを産地から直送くださったのは以下の漁師さんです。
ヒラスズキを直送頂いた高知県の九石大敷組合さんについてや商品一覧はこちらです。
●ヒラスズキの食べ方レシピ一覧
ヒラスズキは、日本に生息しているスズキ属3種類の中の一種です。
日本生息のスズキ属には、ヒラスズキに加えて、一般的なスズキと、「タイリクスズキ」という名前のスズキがあります。
ヒラスズキはスズキと比べて形が平たく、体高が高いです。平たい体系のスズキことが名前の由来とされています。
磯場の荒波でできたサラシの中に身を潜めていることから【荒磯の王者】【サラシの化身】とも呼ばれています。サラシとは波が岩などにあたって砕けた際に真っ白になるところのことを言います。
その他にも地方名・市場名・釣り人の間としては、「ヒラセイゴ」「クラスズキ」「ホンスズキ」など様々な呼び名があるようです。
ヒラスズキは成体では全長60~100cm。大きいもので体長1mを超えるまで成長します。
体色は銀白色をしており、頭に対して目が大きいこともヒラスズキの特徴の一つです。下あごは上あごより大きく突き出ています。エラには鋭いトゲがあり、不用意につかむと危ないです。
スズキは河口や湾内に多く生息していますが、ヒラスズキは外洋や外洋に面した荒磯に生息しています。
ヒラスズキの旬としては産卵期前の秋~冬が美味しいが、旬の時期以外でも通年でおいしいともいわれています。
ヒラスズキを送って頂いた高知県の九石大敷組合さんは定置網漁をされています。定置網漁は海に網を設置し、そこに回遊してきた魚を漁獲する漁法となります。ヒラスズキ含め、様々な魚が漁獲されます。
ヒラスズキは楽天などの一般的な通販でどのような値段で販売されているか調査してみましたが、ヒラスズキの鮮魚の出品は見受けられませんでした。
ヒラスズキは高値の魚であり、一般家庭にはなかなか出回らず、料理店で出会える魚となっています。
一般的な通販ではヒラスズキを単品で販売しているところはなかなかないと思います。
ヒラスズキの市場での値段は1kg 2,000円~2,500円程度のようです。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、ヒラスズキの値段は1,300~1,800円/kg程度かと思います。
内湾や河口部に生息するスズキと比べ、ヒラスズキは外洋に面した荒磯に生息しており、身質はタイ科に近く、味も臭みのない上品な味をしています。
ヒラスズキの身は、スズキのように透明感のある白身ではありますが、スズキとは以下の違いがあります。
・ヒラスズキには、鮮やかな朱色の血合いがある
・ヒラスズキには、スズキのような黒い筋がない
・ヒラスズキは、身が全体に引き締まっている
どちらかというと、マダイに近い美しさ、身質かと思います。
また、味も臭みがなく上品な旨味があり、新鮮なヒラスズキのお刺身は引き締まった弾力があり食感が良いです。
ヒラスズキを直送頂いた高知県の九石大敷組合さんについてや商品一覧はこちらです。
鮮度が良く、血抜きと神経締めされた魚はこっちで見かけないので、久しぶりに食べて、とても美味しかったです。また魚の種類もたくさんあり珍しいヒラスズキまで入っていてビックリしました。刺身、昆布締め等で頂きました。また注文したいと思っています。
〇高知県の九石大敷組合さんの鮮魚セットを購入頂いた神奈川のお客様
全て神経締めになっていて感激しました。ヒラスズキは巨大で食べるのも初めてでビビりました。鯖も含めてすべて送られてきた魚の一部は刺身にしました(アニサキスはしっかりチェックしました)。カマスとヒラスズキの一部は炙って食べました。 ヒラスズキの炙りは、あぶり方が足りなかったのか切り方が厚かったのか、ちょっと皮がぐにゃっとした感じなってしまいました。残りの鯖は竜田揚げ、カマスは焼き、アジは最後まで刺身で食べました。また、ヒラスズキの茶漬けも子供たちが喜んでいました。ヒラスズキのあらの潮汁も大変おいしかったです。
また、頼みます。
〇高知県の九石大敷組合さんの鮮魚セットを購入頂いた東京のお客様
ウスバハギは肝醤油で食べましたが、今まで食べたハギよりすごく大きいので、肝もたっぷりつけて食べました。
イシダイ、ヒラスズキは実家に、マアジ、サゴシは会社の釣り仲間にそれぞれ少しですがおすそ分け。みんなうまいって絶賛してました。3回目の注文ですが、今回も主人が魚を捌きながら大興奮!!完全にハマっちゃいましたね。
〇高知県の九石大敷組合さんの鮮魚セットを購入頂いた東京のお客様
ヒラスズキのさばき方の動画です。
1.ウロコ・内臓を除去
2.頭をおとし、三枚おろし
ヒラスズキは煮ても焼いても、お刺身で食べても美味しく、料理法を選ばず味わえます。
新鮮なヒラスズキのお刺身は固いくらいに歯ごたえがあり、コリコリとした食感を楽しめます。
ヒラスズキを2,3日熟成させると少しマイルドになった歯ごたえと旨味が熟成され、また違った美味しさを味わえます。
ヒラスズキの刺身のレシピです。
【レシピ】
<材料>
・産直通販で取り寄せたヒラスズキ
<魚の熟成方法>
~ヒラスズキの半身は新鮮なお刺身で、残りの半身は熟成させて後日食べるという場合~
三枚おろしにした半身の水分を優しく拭き取り、キッチンペーパーにくるみ、更に上からラップで包み、冷蔵庫に入れます。
毎日キッチンペーパーを新しいものに変えて数日熟成させ、食べい日に皮を引いてお刺身に切って完成です。
きちんと冷蔵すれば一般家庭でも1週間は熟成された美味しいお刺身を味わえます。
ヒラスズキのフライとアラで作るお味噌汁のレシピです。
【フライレシピ】
<材料>
・産直通販で取り寄せたヒラスズキ
・塩コショウ
・卵 1個
・小麦粉とパン粉 適量
・お味噌
・ネギや豆腐など
<作り方>
①ヒラスズキのウロコや内臓を取り、水で良く洗って水分を拭き取ります。
②3枚おろしにしフライにするため切り身にします。
③切り身に塩コショウと小麦粉をまぶし、溶き卵にくぐらせてからパン粉をつけます。
④180度の油で揚げて完成です。お好みでタルタルソースなどのソースをかけていただきます。
【お味噌汁レシピ】
<材料>
・産直通販で取り寄せたヒラスズキ
・お味噌
・ネギや豆腐など
<作り方>
①ヒラスズキを3枚おろしにした後の背骨や皮、頭などのアラをサッと湯通しします。
②鍋にアラを煮立て、お好みの具材と味噌を入れて完成です。
※フライとお味噌汁のレシピ動画はこちらです。
青魚や水分の多い魚は塩をして1時間ほど置くと余分な臭みや水分が出て美味しいですが、臭みの少ないヒラスズキは塩を振って置きすぎると身が締まりすぎる可能性があるため、焼く20分前くらいに塩を振ります。
ヒラスズキの塩焼きのレシピです。
【レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたヒラスズキ
・塩
<作り方>
①ヒラスズキのウロコや内臓を取り、水で良く洗って水分を拭き取ります。
②3枚おろしにしたり、お好みの切り身の形にします。
③少し多めかなと思う量の塩を、高さ30cmほどから満遍なくふりかけ、20分ほど置き、出てきた水分を優しくキッチンペーパーで拭き取ります。
④あらかじめ2分ほど魚グリルに強火で火をつけて網を温めておきます。そうすることで、ヒラスズキの身が網にくっつくことを防げます。
⑤魚グリルが両面焼きの場合は、お皿に盛り付ける時に上を向く皮目を上にして中火で焼きます。片面焼の場合は、先にヒラスズキの皮目を下にして中火で焼き、途中で裏返します。
⑥中火で焼き、両面に焼き目がつくと完成です。
ヒラスズキの塩焼きは、絹のようなしっとりとした舌触りでとても美味しいです。
ヒラスズキのカルパッチョのレシピです。
【レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたヒラスズキ
・塩コショウ、オリーブ油
・レモン・カボス
<作り方>
ヒラスズキを薄くスライスし、皿に敷き詰め、塩コショウを振ってオリーブ油を上から回しかけます。更に上からレモンやカボスを絞り、完成です。
トマトやハーブなどを上に乗せると彩り豊かな一品になります。
時間がない場合は手作りではなく、お好みの市販のドレッシングをかけるだけでも美味しくいただけます。
ヒラスズキのムニエルのレシピです。
【レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたヒラスズキ
・塩コショウ、小麦粉、バター、
<作り方>
①ヒラスズキの切り身の両面に塩コショウを振り、周りに小麦粉を満遍なく付けます。
②フライパンにバター大さじ2を入れ、中火にかけます。
③ヒラスズキの皮目を下にして、時々ヘラで皮目がフライパンに付くように軽く押さえて中火で焼きます。
④切り身の周りが白くなってきて8割がた焼けましたらひっくり返し、バター大さじ1を更に足して1分ほど焼いてお皿に取り出し、お好みでレモン汁をかけて完成です。
ヒラスズキは焼いても身が締まり過ぎずふっくらとしており、ムニエルやポワレにしても美味しくいただけます。
ヒラスズキのしゃぶしゃぶ鍋レシピです。
【レシピ】
<材料>
・産直通販で取り寄せたヒラスズキ
・白菜や豆腐などのお好みの野菜や具
・醤油
<作り方>
①スズキを3枚おろしにして、腹骨などを取り除きます。
②身はしゃぶしゃぶにするため皮付きのまま薄切りにします。
③頭や背骨などのアラは出汁を取る前にサッと茹でて臭みをとります。
④アラに塩を振ってから焼いて、焼き目を漬けましたら鍋に入れ、水を入れて煮立てて出汁を取り、アラを取り出します。
⑤鍋に白菜や豆腐の具材を入れ、醤油で味付けし、ヒラスズキをしゃぶしゃぶしていただきます。
産直通販サイトの漁師さん直送市場にて、高知県の九石大敷さんから鮮魚セットを直送頂いたところ、神経締めのヒラスズキが入っており、実際に取り寄せた体験やレシピをレポートしてきました。
新鮮なヒラスズキは刺身がおいしいですが、それ以外でも様々な料理で美味しく頂くことができました。
高知県の九石大敷組合さんは定置網漁で漁獲した魚を神経締めして発送されているので鮮度も抜群で助かります。
九石大敷組合さん、ありがとうございました。
石川県 鹿渡島定置
アオリイカ 2.5~3.0キロ
9,480円(税・送料込)
定置網で獲れるアオリイカです。富山湾では9~12月がアオリイカの水揚げ時期になります。
石川県 鹿渡島定置
アオリイカ 1.5~2.0キロ
7,480円(税・送料込)
定置網で獲れるアオリイカです。富山湾では9~12月がアオリイカの水揚げ時期になります。
石川県 鹿渡島定置
鮮魚セット 約4kg~8kg
9,600円(税・送料込)
目安人数8~16人。親戚を呼んでのお祝いごとやホームパーティーにオススメです。
石川県 鹿渡島定置
鮮魚セット 約3kg~6kg
7,680円(税・送料込)
目安人数6~12人。親戚を呼んでのお祝いごとやホームパーティーにオススメです。