レシピ
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産直通販サイトの漁師さん直送市場にて、
広島県の本庄水産さんから「生食可 カキ小町」のLLサイズを送って頂きました。
広島県のブランド牡蠣、カキ小町。
カキ小町は全国でも広島県でしか生産することができない、極めて希少なカキです。
カキ小町は味の濃厚さだけでなく、身入りの良さで有名ですが、カキ小町LLサイズの身の大きさはとても大きく、本当に驚きました。
殻自体が手のひらからはみ出す大きさであり、身はその大きな殻にぎっしりと詰まっていました。
カキ小町も、LLサイズも、恐るべしです!
1つだけでもとても食べ応えがあります。
生食用という安心できる牡蠣なので、牡蠣のお刺身に、蒸し物に、焼きに、揚げ物にと、さまざまなレシピで味わうことができます。
日付け指定での注文も可能ですので、ギフトにもおすすめです。
本庄水産さんの安芸津町の海は、他の地域の海水に比べて塩分濃度が高いため、牡蠣はミネラルが豊富になり、味も濃厚に育ちます。
また、清浄海域に指定された地域であるため、生食用の牡蠣を生産することができます。
「カキ小町」と「普通の牡蠣」の2つの違いは何でしょうか。
カキ小町は、キャッチコピーが「一年中が旬!」という広島県のブランド牡蠣です。
カキ小町は品種改良によって産卵しない牡蠣になっているため、産卵に費やすエネルギーがすべて身や殻の成長に回り、通常の牡蠣より身も殻も大きく育っていきます。
そのため、一年を通して身入りが良く、一年中が旬でいつでも食べごろとなっています。
対して普通の牡蠣は、産卵をしますので、産卵期と産卵直後は味や身入りが落ち、産卵期を外した秋~春が旬となっています。
牡蠣は殻を開けることが難しいですよね。
しかし工夫すれば慣れていなくても開けることができます。
牡蠣にナイフを差し込んで殻を開けられる方は、その方法が一番早いです。
手を傷つけないために軍手を付けると安心です。
また、キッチンバサミで牡蠣の先端を少し切り落としたり、金づちで先端を割ることで殻の隙間が分かりやすくなり、そこにナイフを差し込んで開けることができます。
それも難しいと思う方には、電子レンジを使う方法が便利です。
電子レンジの耐熱皿の上に、殻の膨らんだ面を下にして牡蠣を4、5個乗せ、ラップを軽くかけ、500ワットの電子レンジで1個につき約1分加熱します。(LLサイズの大きい牡蠣は1個につき約1分半加熱)
牡蠣の先端部が少し口を開けるので、汁がこぼれるのに気を付けて取り出し、やけどをしない程度に冷ましてください。
冷めましたら少し開いた口からナイフを差し込み、貝柱をナイフで切ると身が外れます。
軽く加熱しただけですので中の身はまだ生であり、生ガキを楽しめます。
電子レンジで加熱してもなかなか開かない場合は、その牡蠣だけは開くまで加熱して蒸し牡蠣として頂くか、キッチンバサミや金づちで牡蠣の先端を切り落としてナイフで開けてください。
加熱した場合は、殻や殻の中の汁が熱くなっているので、やけどには十分ご注意ください。
大きなカキ小町の身は、お刺身に、蒸し牡蠣、牡蠣のバター炒めに、牡蠣鍋、牡蠣フライ、牡蠣の揚げ出しにと、美味しそうな料理がいろいろ思い付き、想像するだけでワクワクします。
本庄水産さんは牡蠣の箱に、牡蠣の殻の開け方の説明や、15個の牡蠣レシピが乗った冊子を付けてくださっているのでありがたいです。
せっかくの生食可の牡蠣ですので、まずは色々な味付けで牡蠣のお刺身を味わいました。
殻から取り出した身は、殻のかけらが付いているかもしれないので、サッと洗います。
できれば、塩水でサッと洗ってください。
急いでいる場合は水道水でも大丈夫です。
そして、そのままちゅるりと頂きます。
大きなLLサイズは一口では食べきれない大きさでした。
牡蠣の身を一口サイズに切り、洗った殻に盛り付けても綺麗です。
そのまま食べても牡蠣の持つ塩気と旨味でとても美味しいです。
また、レモン汁やポン酢も良く合います。
プリンプリンの身を嚙みしめるたびに、濃厚な旨味が口いっぱいに広がり、絶品です。
生牡蠣にポン酢をかけるだけでも美味しいですが、更にひと手間加えて、大根おろしを上に盛り付けます。
サッパリとした味わいの大根おろしと濃厚で柔らかな牡蠣の身が口の中で合わさり、さっぱりとした優しい口当たりになります。
生牡蠣の身の上から、レモン汁としっかり目に黒コショウをかけます。
簡単ですが、和風から一気にワインにも合う洋風な味わいになります。
<味噌ドレッシングの材料>
A:好きな味噌 大さじ1
A:レモン汁(なければお酢でも〇) 大さじ1/2
A:オリーブオイル 大さじ1
A:砂糖 大さじ1/2
Aを器に入れて混ぜ合わせて完成です。
殻から取り出しさっと洗った牡蠣の水気をキッチンペーパーで拭き取り、お皿に盛り付け、ドレッシングを上からかけます。
牡蠣と味噌が良く合います。
柚子胡椒は刺身など和食の薬味として用いられることが多いので、生牡蠣とも相性が良いです。
<作り方>
殻から取り出しさっと洗った牡蠣の水気をキッチンペーパーで拭き取り、お皿に盛り付けます。
上に柚子胡椒を少々乗せ、あれば青ネギの小口切りをまぶして完成です。
柚子胡椒の爽やかな辛味が、生牡蠣の甘みとコクを引き立てます。
マヨネーズのコクと甘さが、牡蠣の持つコクと甘さに合わさり、より旨味が引き立ちます。
<材料>
カキ小町 LLサイズ2個
A:卵黄1個
A:マヨネーズ 大さじ2
A:塩コショウ 適量
<作り方>
①殻から取り出しさっと洗った牡蠣の水気をキッチンペーパーで拭き取ります。
②牡蠣を一口大に切って耐熱皿に盛り付けます。
③牡蠣の上にAを合わせたものを乗せて、トースターや魚グリルの弱火で焼き目が付くまで焼いて完成です。
殻付き牡蠣の醍醐味、焼き牡蠣です。
殻から身を出さずに調理ができるので、作り方も簡単です。
<作り方>
魚グリルに洗った牡蠣を並べ、中火で加熱します。
その際に、牡蠣の殻がお椀状に膨らんでいる面を下にしておいてください。
生ガキに近い状態で食べたい方は殻が少し開きだしたら取り出します。
しっかり目に焼きたい方は、殻が少し開いたら取り出して上の殻だけを取り外し、醤油を少しかけて更に魚グリルで焼きます。
牡蠣に焼き目が付いたら完成です。
初めてカキ小町のLLサイズを食べました。
これまでもMサイズで身入りの良さは実感していました。
しかし、殻も特大のLLサイズの身となると迫力がすごかったです!
手のひらを超える殻にぎっしりと詰まっている大ぶりの身!
こんなに大きい牡蠣を初めて見ました。
そして白くふっくらとした身の綺麗さに惚れ惚れとしました。
生でちゅるりといただくと、プリップリの身!
濃厚な甘みながらも後味はサッパリ!
とても食べやすかったです。
大きいので、いろいろな味わいのお刺身や、レシピで頂くことができ、大満足でした。
本庄水産さん、ありがとうございました。