レシピ
レシピ
産直通販サイトの「漁師さん直送市場」を利用して、漁師さんから銀色に輝くイボダイ(エボダイ)を送っていただきました。この記事では、イボダイ(エボダイ)の食べ方レシピや豆知識、通販や市場での値段についてレポートしていきます。
この度イボダイ(エボダイ)を通販で直送くださったのは以下の漁師さんです。
和歌山県はまかぜ通信金栄丸さんについてや、商品一覧はこちらです。
●イボダイ(エボダイ)のレシピ一覧
イボダイ(エボダイ)は、「タイ」という名が付いていますがスズキ目イボダイ科の魚です。
名前の由来は、「エラの後方にある斑紋が灸(火傷)の痕[いぼお]のようだから」とも言われています。
また、バターが溶けたように見えることから英名ではバターフィッシュとも言われています。
10~20センチ程度の小さめの魚となり、横から見ると楕円形のような形です。
新鮮なほど粘液に覆われています。
北海道~九州まで幅広く分布しています。
産卵期は春~夏となり、その前の秋~初夏が旬となります。
イボダイ(エボダイ)は、小ぶりな大きさでも脂があるため身がしっとりとしており、柔らかく甘味のある味は万人が好む美味しさです。
イボダイは主に底引き網漁などで漁獲されています。イボダイを直送して頂いた和歌山県の金栄丸さんも底引き網漁をされています。
以下の動画は金栄丸さんではないですが、底引き網漁をされている漁師さんです。
一般的な通販サイト(楽天市場)でイボダイ(エボダイ)がどの程度の値段で販売されているか調査してみました。
イボダイ(エボダイ)の単品で販売している商品は少なかったですが、イボダイ(エボダイ) 1kg 6,000円の値段で販売されている商品がありました。
豊洲市場には全国の産地から様々な魚介類が集まってきます。
豊洲市場におけるイボダイの値段を調査したところ、1kg 900円~3,000円程度でした。
農林水産統計によると、卸売り価格に対して4~5割上乗せした価格がスーパー等での小売価格となっています。
豊洲市場におけるイボダイの値段が1kg 900円~3,000円程度とすると、
スーパーでの小売価格は1kg 1,300円~4,500円程度と思われます。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、イボダイ(エボダイ)の単品で販売されている漁師さんは見受けられませんが、イボダイ(エボダイ)の水揚げがあれば5,000~6,000円程度の鮮魚セットの中に入れられると思います。イボダイ(エボダイ)は比較的お手軽な価格帯かと思います。
何時もありがとうございます。
今回のお魚もとても満足致しました。
大きな鯛、鯵、いとより、甲いか、イボダイなどが入っていました。
どのお魚も新鮮で鮮度抜群でした。
魚を送ってくださる漁師さんの漁港について興味をもち、ネットで調べてみました。何時の日か訪れてみたい地でした。
今後とも宜しくお願い致します。
〇和歌山県のはまかぜ通信さんの鮮魚セットをご購入頂いた広島のお客様
イボダイ(エボダイ)のさばき方です。
1.包丁でウロコをとる
2.頭をおとす。
3.内臓を除去
4.表面と血合いをきれいに洗い、水分をふき取る。
5.三枚おろし
新鮮なイボダイ(エボダイ)で作るお刺身はとても美味しく、また、水分が多いため塩焼きや煮つけなど過熱料理にしても絶品です。
徳島県ではお祭りの魚として珍重され、丸のまま酢で締めたイボダイ(エボダイ)の姿寿司「ぼうぜ寿司(ぼーぜ寿司)」はお祭りのごちそうとなっています。
新鮮なイボダイ(エボダイ)のお刺身は、しっとりと柔らかな食感に、くせのない上品な甘味があり、絶品です。
また、皮を引かずに皮目を軽く火で炙り、冷水にとって作る炙りの刺身も美味しいです。
身の上品な甘味に、焼き目のついた香ばしい皮の風味が絡みます。
イボダイ(エボダイ)の刺身の料理レシピです。
【料理レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたイボダイ(エボダイ)
<作り方>
①イボダイ(エボダイ)を三枚おろしにして皮は引かずそのままにします。中骨をピンセットで抜き取ります。
②身に串を打ちます。あれば鉄串、なければ焦げても構わない菜箸などを代用します。持ち上げた時に身がなるべく平らになるよう串を扇状に打ちます。
③身がすっぽりと入る大きさの器に氷水を用意しておきます。
④強火の炎の先に皮を直接触れさせて、皮目に焦げ目がつくようにまんべんなく焼きます。串の持ち手は布巾などで覆い、火傷をしないように注意してください。
⑤皮に焼き目がついたら③の氷水にさっとくぐらせて身を締めます。
⑥水気をふき取り、好みの大きさにそぎ切りにして完成です。
イボダイ(エボダイ)は身が分厚くはないため、焼き過ぎないように気を付けてください。
徳島県のボウゼ姿寿司が有名なように、酢で締めたイボダイ(エボダイ)のしっとりとした身は食感もよく美味しいです。
イボダイ(エボダイ)の酢締めの料理レシピです。
【料理レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたイボダイ(エボダイ)
・だし昆布、酢
<作り方>
①3枚卸にしたイボダイ(エボダイ)の両面に塩を多めに付け、ラップをして冷蔵庫で1時間寝かせます。
②イボダイ(エボダイ)の塩を水で洗い流し、キッチンペーパーなどで水分をしっかりとふき取ります。
③だし昆布を浸した酢に、イボダイ(エボダイ)の全体が浸かるように浸します。
④お好みで20分~1時間ほど漬け、漬け終わったイボダイ(エボダイ)の中骨と皮を引いて好みの大きさに切ると完成です。
イボダイ(エボダイ)の塩焼きの料理レシピです。
【料理レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたイボダイ(エボダイ)
<作り方>
イボダイ(エボダイ)はしっとりとした白身なので、塩焼きにしても身はふんわりと柔らかく、脂の甘味をより感じることができます。
塩を振ってしばらく置いてから焼くことで、甘味を十分に引き出すことができます。
イボダイ(エボダイ)の煮付けも美味しいです。
臭みがほとんどないイボダイ(エボダイ)。ほんのりとしたイボダイ(エボダイ)の甘味を味わえるように、味付けはあまり濃くなくても大丈夫です。
イボダイ(エボダイ)の煮付けの料理レシピです。
【料理レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたイボダイ(エボダイ)
・酒、醤油、砂糖、みりん、ショウガ
<作り方>
①顔は切り落とさずに、ウロコや内臓を取ります。
②煮る前に表面のぬめりを塩でこすり落とし、水で洗いキッチンペーパーで水気を拭きます。
③お皿に盛りつける時と同じようにイボダイ(エボダイ)の顔が左、おなかが下、になるようにまな板の上に置き、皮目に十の字の飾り包丁を入れます。
④鍋に火をつけ、水大さじ5、酒大さじ5、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ2、みりん大さじ1と薄切りにしたショウガ(なければチューブのすりおろしショウガでも〇)を入れて煮立てます。
⑤煮立ちましたら、イボダイ(エボダイ)をお皿に盛りつける時に上になる側を表にして、鍋に入れます。
⑥煮汁をイボダイ(エボダイ)の上から何度もかけて8分ほど煮て完成です。
イボダイ(エボダイ)の唐揚げの料理レシピです。
イボダイは頭も柔らかいため、頭ごと揚げて食べることができます。
【料理レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたイボダイ(エボダイ)
・小麦粉
・揚げ油
<作り方>
①イボダイを洗い、背開きにし、背骨を切り取ります。
②顔も立て半分に切り、内臓を綺麗に取って洗います。
③水気を拭き取り、前面に小麦粉をまぶします。
④揚げ油で揚げて完成です。
詳しい作り方レシピ動画はこちらです。
イボダイ(エボダイ)の干物の料理レシピです。
【料理レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたイボダイ(エボダイ)
・塩
<作り方>
①イボダイの頭と内臓を取り、身を開きます。
②海水程度の塩水に30分漬け、水気を拭き取って冷蔵庫で寝かせて完成です。
詳しい作り方動画は、次のムニエルの動画をご覧ください。
イボダイ(エボダイ)のムニエルの料理レシピです。
【料理レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたイボダイ(エボダイ)
・塩コショウ
・バター
<作り方>
①洗ったイボダイの表面に飾り包丁を入れます。
②フライパンにバターを溶かし、イボダイを置いて両面を焼いて完成です。
詳しい作り方動画はこちらをご覧ください。
クセがなく上品な味わいのイボダイ(エボダイ)は、その他にもムニエル、天ぷらなどの揚げ物、カルパッチョにも向いており、美味しく頂けます。
漁師さん直送市場の産直通販を利用して、和歌山県のはまかぜ通信さんから送って頂いた鮮魚セットの中に、銀色に輝くイボダイ(エボダイ)がありました。この記事では、イボダイ(エボダイ)の豆知識や値段、料理レシピをレポートしてきました。
新鮮なイボダイ(エボダイ)は刺身がとても美味しいですが、イボダイ(エボダイ)はそこまで大きなサイズではないですし、塩焼きや煮つけなどでお手軽に美味しく楽しむのもよいですね。
金栄丸さん、ありがとうございました。
石川県 鹿渡島定置
アオリイカ 2.5~3.0キロ
9,480円(税・送料込)
定置網で獲れるアオリイカです。富山湾では9~12月がアオリイカの水揚げ時期になります。
石川県 鹿渡島定置
アオリイカ 1.5~2.0キロ
7,480円(税・送料込)
定置網で獲れるアオリイカです。富山湾では9~12月がアオリイカの水揚げ時期になります。
石川県 鹿渡島定置
鮮魚セット 約4kg~8kg
9,600円(税・送料込)
目安人数8~16人。親戚を呼んでのお祝いごとやホームパーティーにオススメです。
石川県 鹿渡島定置
鮮魚セット 約3kg~6kg
7,680円(税・送料込)
目安人数6~12人。親戚を呼んでのお祝いごとやホームパーティーにオススメです。