レシピ
レシピ
2021年02月21日 12時01分
通販サイト「漁師さん直送市場」を利用して、
福井県の大島漁協さんから送っていただいた鮮魚セットの中に、「黄鯛(連子鯛)」がありました。
真鯛にとても良く似ている黄鯛(キダイ)。
スーパーや魚屋さんでは「連子鯛(レンコダイ)」とも呼ばれています。
真鯛よりも体は小ぶりで、色合いはピンクがかった綺麗な朱色をしており、口から目元あたりは黄色に光っていることから、見た目は真鯛よりも愛らしい華やかさがあります。
黄鯛はスズキ目タイ科キダイ属に分類される、れっきとしたタイの仲間です。
この度は黄鯛のレシピについてまとめてみました。
黄鯛は、真鯛に似た美しい姿形をしておりますが、体の一部が黄色く光っていることから、「黄鯛」と呼ばれるようになったそうです。
また、スーパーや魚屋さんでは「連子鯛」という名で並んでいます。
その理由は、黄鯛が群れをなして生息し、連れ立って漁獲されることから連子鯛と呼ばれるようになったそうです。
姿形は真鯛に似ていますが、真鯛ほどは大きく成長せず、真鯛よりも身の水分が多くなっています。
尾頭付きで塩焼きにするには大きさがちょうど良いことから、披露宴など、お祝い事で提供される「鯛の塩焼き」に使われることが多いです。
真鯛よりも水分が多く身が硬くなりにくく、皮は柔らかいことから、黄鯛の塩焼きは真鯛に劣らず美味しい味わいです。
黄鯛は、真鯛と同じ白身魚であり、クセのない上品な味わいです。
皮が柔らかく美味しいので、皮ごと食べられるレシピもおすすめです。
真鯛と同様に血合いは朱色で美しく、白い身はとても綺麗です。
黄鯛のお刺身は真鯛と比べるとコリコリとした食感は少ないですが、しっとりとした歯ごたえと美味しさがあります。
また、皮が柔らかいので、皮を引かずに薄造りにして、皮ごとお刺身でいただくことができます。
黄鯛に熱湯をかけ、皮ごと食べるレシピです。
①黄鯛を三枚おろしにして骨を取ります。
②黄鯛の皮目に熱湯を回しかけてすぐに氷水にとります。
③水分をキッチンペーパーでしっかりと取り、ラップにくるんで30分ほど冷蔵庫で寝かせます。
④お好みの厚さに切って完成です。
皮の旨味と、身の甘味を味わえます。
皮目を炙ってお刺身にします。
<ガスコンロで炙りレシピ>
①皮付きの黄鯛のサクに、金串があれば金串を、なければシルバーのフォークを、持ち上げてもサクが平らになるように刺します。
②ガスコンロに強火の火をつけ、直火で皮目を炙っていきます。
③皮目に焼き色が付きましたら冷水にとり、串を外してキッチンペーパーで優しく水分を拭き取り完成です。
①フッ素加工のフライパンで(なければ油を引いたフライパン)皮目を下にしてサクを焼いていきます。
②皮目に焼き目が付きましたらすぐに冷水にとり、キッチンペーパーで優しく水分を拭き取り完成です。
お好みの厚さに切り分けます。
黄鯛と言えば塩焼きです。
尾頭付きで料理ができ、お皿におさまる黄鯛は祝宴に重宝されます。
<作り方>
①黄鯛のウロコをとり、内臓を取り出して綺麗に洗い、水分をよく拭き取ります。
②皮目に飾り包丁を入れておきます。
③黄鯛は水分が多いため、②に少し多めに塩を振って1日ほど冷蔵庫で寝かせておきます。
④魚グリルに火をつけ、余熱で温めておきます。
⑤黄鯛からにじみ出てきた水分をキッチンペーパーなどで優しく拭き取り、お皿に盛り付けたい面を上にして魚グリルに置き、焼きます。
じっくりと焼き上げて完成です。
水分の多い黄鯛でも、時間が経つとやはり身は少し硬くなってきますので、食べる直前に焼き上げると一番美味しくいただけます。
水分の多い黄鯛は、炊き上がった身もしっとりとしていて柔らかいです。
一匹丸ごと炊飯器に入る大きさも助かります。
<作り方>
①黄鯛は「塩焼きのレシピ」と同じ要領で焼いておきます。
②炊飯器に研いだお米2合を用意し、酒大さじ2、みりん大さじ1、醤油大さじ1と、塩少々を入れ、水を2合のところまで入れて全体を混ぜ合わせます。
③②の上に①を乗せ、更にあれば千切りのショウガ1かけを乗せ、通常通りの設定で炊きます。
④炊き上がりましたら、黄鯛の頭や骨を慎重に取り除き、全体を混ぜ合わせましたら完成です。
<作り方>
①黄鯛1尾のウロコをとり、内臓を出し、綺麗に水洗いして水気を取っておきます。
②皮目に飾り包丁を入れ、ショウガ1かけを薄くスライスしておきます。
③お鍋に水大さじ4、砂糖大さじ4、醤油大さじ4、酒大さじ2、みりん大さじ2、ショウガを入れて煮立てます。
④そこに①の黄鯛を入れて、落し蓋(なければアルミホイルを蓋代わりに)をして中火で7分から10分ほどに煮立てて完成です。
その他にも、皮ごと頂けるソテーやポワレ、天ぷらでも美味しくいただけます。