レシピ
レシピ
2021年02月07日 11時57分
通販サイトの漁師さん直送市場を利用して、
宮崎県の豊漁丸さんよりハガツオを送っていただきました。
「【宮崎県産】ハガツオ 4,680円(税・送料込)
お刺身が絶品!ハガツオ2kg前後入り。皮を剥がずに炙っていただくと更に◎!」
細長い発泡スチロールを開けると、綺麗に梱包された、輝く目の大きなハガツオが入っていました。
「ハガツオ」と聞いて、日々目にする「カツオ」とはどう違うのかと思われる方もいるかと思います。
日本で獲れる「カツオ」には、主に以下の5種類があります。
・カツオ
・スマガツオ
・ヒラソウダガツオ
・マルソウダガツオ
・ハガツオ
簡単にそれぞれについて説明していきます。
よくスーパーなどで目にするカツオです。本ガツオともマガツオとも呼ばれます。
スマガツオは、腹部に1~5点の斑点があり、この斑点が星のようであることから、スマガツオは「ホシ(星)ガツオ」とも呼ばれます。
スマガツオは、本ガツオやソウダガツオと比べると漁獲量が少なく、味はカツオ類の中で最上との呼び声が高い高級魚です。
カツオよりサバに近い姿をしており、カツオのようにお腹に縦縞は入っていません。味はカツオらしい味をしており、身の血合いはカツオよりソウダガツオの方が多いです。
旬の冬のヒラソウダガツオは脂が乗っており、お刺身にしても煮ても焼いても美味しいと言われています。
鮮度落ちが早いため、これまでは産地周辺で食べられることが多かったのですが、現在では直送などで鮮度が良いまま美味しく頂けるようになり、全国的にも流通し始めています。
マルソウダガツオは血合いが大きく、脂が少ないのが特徴です。
国内ではマルソウダガツオは、かつお節などに加工されており、需要が高くなっています。
ハガツオは歯が鋭いため歯鰹と呼ばれるようになったと言われています。
本ガツオやソウダガツオと比べ漁獲量が少なく、味は本ガツオを上回るとも言われる味なので、知る人ぞ知る希少な魚となっています。
ハガツオは、他のカツオ類よりも身の色が薄くピンク色で、血合いも生臭くなく色合いは優しい色をしています。
また、カツオと比べて加熱をしても硬くなりにくいので、焼いても揚げても美味しくいただけます。
ハガツオのお刺身はとてもとても美味しいです。
モチモチとした食感と、カツオ類ならではの味のクセもなく、非常に透明感のある、上品な旨味と甘味を持っています。
身の色は白に近いピンク色で、血合いもカツオよりも薄い色をしています。
新鮮なハガツオはまずは何よりお刺身がおすすめです。
カツオと言えば、「カツオのたたき」ですね。
香ばしく皮目を焼いたハガツオのたたきも、とても美味しいです。
カツオのたたきは、バーナーがなくても自宅のガスコンロで簡単に作ることができます。
ガスコンロがない方は、フライパンでも、魚グリルでも作ることができます。
①皮付きのハガツオのサクに、金串があれば金串を、なければシルバーのフォークを、持ち上げてもサクが平らになるように刺します。
②ガスコンロに強火の火をつけ、直火で皮目を炙っていきます。
③皮目に焼き色が付きましたら冷水にとり、串を外してキッチンペーパーで優しく水分を拭き取り完成です。
①フッ素加工のフライパンで(なければ油を引いたフライパン)皮目を下にしてカツオのサクを焼いていきます。
②皮目に焼き目を付け、お好みで身の面も表面が白くなるまで焼きます。
③すぐに冷水にとり、キッチンペーパーで優しく水分を拭き取り完成です。
①魚グリルに火をつけ5分ほど予熱しておきます。
②火が一番当たるところに皮目を向け、強火で2分加熱します。
③すぐに冷水にとり、キッチンペーパーで優しく水分を拭き取り完成です。
お好みの厚さに切り分けます。
水にさらした薄切りのタマネギや小口切りにした青ネギを上に盛り付け、ポン酢におろしニンニクとおろしショウガをいれたタレでいただきます。
①ハガツオの切り身2切れに小麦粉を薄くまぶします。
②焦げ付かないフライパンでハガツオの両面に焼き目が付くまで焼き、醤油大さじ1、みりん大さじ1、砂糖大さじ1、酒大さじ1を入れて煮詰めて完成です。
ハガツオは過熱をしても身が硬くなりすぎないので、美味しくいただけます。
①ハガツオの身約200gを一口大に切ります。
②ボールに醤油大さじ1、酒大さじ1、ごま油大さじ1/2、おろしショウガ少々、おろしニンニク少々を混ぜ、①を入れて揉みこみ、1時間ほど置きます。
③片栗粉を②にまぶして、180度の油で揚げて完成です。
大根おろしをたっぷりと入れたポン酢で食べても美味しいです。