レシピ
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産直通販サイト「漁師さん直送市場」を利用して、漁師さんからミミイカを直送していただきました。こちらの記事では、ミミイカの豆知識や、通販での値段、食べ方レシピについてレポートしていきます。
「ミミイカ」を食べたことはございますか?
漁港町以外では、なかなか出会えることができないミミイカ。
ミミイカは胴長が4cm程の小さなイカです。
この度ミミイカを産地から直送くださったのは以下の漁師さんです。
もちもち、ぷりぷりの食感、それでいて柔らかく甘い身。
初めてであったミミイカは、想像以上の美味しさでした。
ミミイカを直送くださった和歌山県はまかぜ通信金栄丸さんについてや商品一覧はこちらです。
●ミミイカのレシピ一覧
漁師さん直送市場の通販を利用して、和歌山県のはまかぜ通信さんから送って頂いた鮮魚セットの中に、ミミイカがありました。
よく目にする一般的なイカは、魚のヒレの役割を果たすエンペラが三角形であり、胴体の横に付いています。
それに対して、ミミイカのエンペラはクマの耳ような丸い形をしており、丸みをおびた頭の横に耳のように付いています。
エンペラが耳のように見えることから「ミミイカ」と呼ばれるようになったそうです。
観賞用にもなっているほど、見た目も可愛いイカです。
ミミイカの旬は春です。
産卵期は初夏から夏にかけてであり、栄養を蓄えた産卵前の春の季節の身が、一番美味しいと言われています。
子持ちを求めるのであれば初夏もおすすめです。
ミミイカは、関東ではほとんどお目にかかれず、西日本での水揚げが中心だそうです。
主に産地で消費されているので一般市場にはなかなか出回りません。
知名度は低いですが、食材としての美味しさはかなりのものです。
甘い身は、小さいながらも柔らかく、ぷりぷり、もちもちとした食感があります。
そしてワタに独特の旨味と味わいがあるので、ワタもクセになる美味しさです。
ミミイカを直送してくださった和歌山県雑賀崎漁港の金栄丸さんは底引き網漁をされています。
以下の動画は金栄丸さんではなく、和歌山県箕島漁港の底引き網漁の漁師さんとなります。
ミミイカは楽天市場などの一般的な通販サイトにてどのような値段で販売されているか調査してみました。
出品している商品が少なかったですが、ミミイカ 1kgで1,700円~1,800円程度の値段が見受けられました。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、ミミイカ単品で販売されている漁師さんは見受けられませんでしたが、漁師さんによっては水揚げがあれば鮮魚セットに入れてくれるかと思います。
ミミイカの主な調理法は、塩茹でや煮付け、天ぷらなど揚げ物です。
加熱しても身は硬くならず、もちもちとした柔らかい身を保つことが、ミミイカの美味しい秘密の一つです。
ミミイカは海底に居ることが多いため、胴体の中に砂や泥が入っていることがあります。
また、塩茹では墨入りのまま茹でてあえて黒い塩茹でを味わう方法もありますが、綺麗な色に仕上げたい場合や、天ぷらなどは墨袋を取ってから調理をしてください。
<下処理方法>
①胴体をひっくり返して、泥や砂を洗い流します。
②キッチンバサミや包丁で墨袋、内臓、目玉、口を取ります。
③塩で揉み洗いし、完成です。
<詳しい下処理方法の動画はこちらです>
新鮮なミミイカはお刺身でも食べることができます。
ただ、ミミイカだけでなく全てのイカには寄生虫アニサキスがいる可能性が高いため、24時間以上しっかりと冷凍し、解凍してから食べてください。
ミミイカのお刺身レシピです。
【レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたミミイカ
・醤油やわさび、しょうが等
<レシピ>
①胴体をひっくり返して、泥や砂を洗い流します。
②キッチンバサミや包丁で墨袋、内臓、目玉、口を取ります。
③保存袋に入れて冷凍庫で24時間以上凍らせます。
④食べる時に流水で解凍して、お好みで醤油やわさび、生姜と共に召し上がってください。
甘くもちもちとしたミミイカのお刺身を味わうことができます。
ミミイカは墨の量が多く、洗ったミミイカをそのまま塩茹でしますと、墨が出てきて塩茹でした身が真っ黒になります。
見た目は黒いですが、このように内蔵ごと茹でたほうが、味わい深い美味しさになります。
しかし色良く仕上げたい方は、一杯ずつ墨袋を取り除いてください。
ミミイカの塩ゆでのレシピです。
【レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたミミイカ
・塩、わさびしょうゆ、酢みそ
<作り方>
①ミミイカをよく水洗いして、水気を切ります。
②内蔵ごと茹でる方はこのまま③に進みます。内臓を取る方は、ミミイカに包丁を入れて墨袋を取り、流水で軽く洗い、水気をよく切ります。
③鍋に水と少し多めの塩を入れ、沸騰したらミミイカを1~2分茹でてザルにあげます。
④熱いまま食べても美味しいですが、冷ます場合は、冷水にさらさずにザルなどで自然に冷まします。
⑤わさびしょうゆや、酢みそにつけていただきます。
煮付けは内臓を取らず、丸ごと使うのがおススメです。煮汁に墨が染み出し、煮魚とはまた違った美味しさを楽しめます。
ミミイカをさばかずにそのまま鍋に投入すれば良いので、調理も簡単です。
ミミイカの目が気になる、かつ、勇気のある方は、茹でる前に目を取り除いてください。
調理後でも茹でますと目が取れやすくなるので、食べる前に簡単に外すこともできます。
ミミイカの煮つけのレシピです。
【レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたミミイカ
・酒、しょうが、しょうゆ、砂糖、みりん
<作り方>
①鍋に酒100ccと、好みでしょうがスライスを入れて煮たてます。
②洗って水切りをしたミミイカを入れて、2分ほど茹でます。
③そこに、しょうゆ大さじ1.5、砂糖大さじ1、みりん大さじ1を入れて、更に2分ほど煮つめて完成です。
揚げ物にする場合は、ミミイカの内臓や墨袋を取り除いてから調理をしてください。
そのまま揚げますと、油に入れた際に破裂するおそれがあるので注意してください。
内蔵を取り除いた際に出る、ミミイカの小さい足は、かき揚げや唐揚げにしても美味しいです。
ミミイカの天ぷらのレシピです。
【レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたミミイカ
・天ぷら粉
<作り方>
①ミミイカを水洗いし、水気を切ります。
②包丁で内臓を取り出します。
③てんぷら粉の液を、胴体の筒の中まで付けます。
④180度の油で色付くまで手早く揚げて完成です。
天ぷらのサクッとした衣と、もちもちぷりぷりの、柔らかく甘いミミイカの身。ミミイカの天ぷらを一口で頬張ると、本当に感動する美味しさでした!
ミミイカのバター焼きレシピです。
【レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたミミイカ
・バター
・しょうゆ
・塩コショウ
・あればタマネギなど
<作り方>
①墨袋と目玉を取ったミミイカを塩で揉み洗いします。
②フライパンにバターとタマネギなどを入れ、そこにミミイカを投入します。
③炒めながら塩コショウをし、火が通りましたら最後に醤油を回しかけて完成です。
<詳しいバター醤油レシピ動画はこちらです>
ミミイカの中華スープレシピです。
【レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたミミイカ
・長ネギ
・中華スープの素
<作り方>
①墨袋と目玉、口を取ったミミイカを水洗いします。
②長ネギを輪切りにします。
③鍋に水、ミミイカ、長ネギ、中華スープの素を入れて火を付け、沸騰して1分ほど茹でて完成です。
産直通販サイト「漁師さん直送市場」を利用して、漁師さんからミミイカを直送していただきました。こちらの記事では、ミミイカの豆知識や値段、食べ方レシピについてレポートしてきました。
この度ミミイカを産地から直送くださったのは以下の漁師さんです。
ミミイカの美味しさは想像以上でした!
そのもちもちの食感、柔らかさ、そして甘い身。
また是非食べたいイカでした。
はまかぜ通信さん、ありがとうございます。
ミミイカを直送くださった和歌山県はまかぜ通信金栄丸さんについてや商品一覧はこちらです。
石川県 鹿渡島定置
アオリイカ 2.5~3.0キロ
9,480円(税・送料込)
定置網で獲れるアオリイカです。富山湾では9~12月がアオリイカの水揚げ時期になります。
石川県 鹿渡島定置
アオリイカ 1.5~2.0キロ
7,480円(税・送料込)
定置網で獲れるアオリイカです。富山湾では9~12月がアオリイカの水揚げ時期になります。
石川県 鹿渡島定置
鮮魚セット 約4kg~8kg
9,600円(税・送料込)
目安人数8~16人。親戚を呼んでのお祝いごとやホームパーティーにオススメです。
石川県 鹿渡島定置
鮮魚セット 約3kg~6kg
7,680円(税・送料込)
目安人数6~12人。親戚を呼んでのお祝いごとやホームパーティーにオススメです。