レシピ
レシピ
産直通販サイトの、漁師さん直送市場を利用して、三重県の俊丸さんより、夏が旬の天然「岩牡蠣(イワガキ)」を直送していただきました。
この記事では、岩牡蠣(イワガキ)の値段や豆知識、食べ方(レシピ)についてレポートしていきます。
カキ小屋などで食べられる一般的な「マガキ」はこれまで何度も直送いただき食べてきましたが、「岩牡蠣」は漁師さん直送市場では初めてでした。
一般的なマガキをイメージしていると、届いた岩牡蠣の箱を開けた瞬間、かなり驚くと思います。
圧倒的な大きさ!分厚さ!重さ!
もう岩牡蠣ならぬ、「岩」のようでした。
これで中サイズ!
驚きです!
ここまで大きく育つにはどれくらいの年月がかかったことでしょう。
岩牡蠣の表面には小さな貝などが付いており、その頑丈さ、大きさ、力強さから、大自然の中で生き抜いてきた生命の力強さを感じました。
●岩牡蠣(イワガキ)の食べ方(レシピ)一覧
岩牡蠣の名前の由来は、岩(磯)につく牡蠣、岩のような牡蠣からきているといわれています。
岩牡蠣の寿命は10~20年程度となり、殻長20センチ・重量が1kgを超えるサイズにも成長します。
岩牡蠣は東北から九州まで幅広く分布し、水深20メートル以下の浅い岩礁域に生息しています。
岩牡蠣は夏が旬の牡蠣です。
カキと言えば冬が旬のイメージがあるかもしれませんが、マガキの旬が冬となります。
岩牡蠣とマガキの違いは以下になります。
【旬】
・岩牡蠣-6〜9月頃の夏頃
・マガキ-11〜4月頃の冬頃
【生息地】
・岩牡蠣-水深3~15mほどの深場
・マガキ-水深30㎝~3mほどの浅瀬
【成長速度】
・岩牡蠣-2年~5年
・マガキ-1年~2年
【見た目】
・岩牡蠣-殻が大きく分厚くゴツゴツしている
・マガキ-殻が小さく薄い
【味わい】
・岩牡蠣-上品でありながらジューシーな味わい
・マガキ-凝縮されたようなクリーミーな味わい
岩牡蠣は、マガキよりも深い海底で育つため、過酷な環境に耐えられるよう殻が分厚く頑丈になり、時間をかけて成長していきます。
そのため、殻と身がとても大きく育ちます。
また、深い海底からイワガキを獲るためには、海女さんや海士さんが海に潜って一つ一つ手作業で獲る必要があります。
海女さんや海士さんが海女漁で一つ一つ獲ってくださること、岩牡蠣の成長には時間がかかることから、岩牡蠣はマガキの3倍以上もの値になる高級貝となっています。
三重県の俊丸さんは、ご夫婦で海女漁をされています。
ご夫婦で海に潜り、天然の岩牡蠣(イワガキ)を一つ一つ丁寧に獲り、箱に詰めて直送してくださっています。
岩牡蠣は海女漁や養殖にて水揚げがされています。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、三重県の俊丸さんが海女漁にて岩牡蠣を水揚げされておりました。
以下の動画は京都の素潜り漁の漁師さんとなります。
楽天市場などの一般的な通販サイトで、岩牡蠣がどの程度の値段で販売されているか調査してみました。
岩牡蠣の大きさは200g(Sサイズ)~500g(3Lサイズ)とかなり幅が見受けられました。小さいサイズの方が値段的には安いことが多いかと思います。1,500円/kg~2,500円/kg程度の価格で販売されているように思います。
俊丸さんは以下のような岩牡蠣の商品を販売されておりました。
この度は、俊丸さんの天然の岩牡蠣(イワガキ)についてご紹介していきます。
大きくて分厚い岩のような岩牡蠣(イワガキ)。
マガキのように最初からナイフを使って開けようとするととても大変でした。
①岩牡蠣(イワガキ)の表面をタワシで洗います。
②両手に軍手をします。
③タオルか、重ねた新聞紙の上に、岩牡蠣の平らな面を上に向け、蝶つがいとなる殻のつなぎ目を手前にしておきます。
④置いたイワガキの、時計で言うと2時から3時の方角に貝柱がある為、2時か3時方向からナイフを差し込み、貝柱を切ると殻が開きます。
マガキ用のナイフで殻を開けようと試みましたが、大きな分厚い貝の為、殻の綴じ目も分かりにくくナイフがなかなか差し込めません。
ナイフで開ける方法は断念し、加熱用のカキですので、加熱して殻を開けることにしました。
洗った岩牡蠣(イワガキ)を耐熱皿にいれてラップをし、電子レンジで7、8分加熱するという方法です。
岩牡蠣(イワガキ)の小サイズでしたらこちらで開くかもしれません。
しかし俊丸さんの中サイズの岩牡蠣(イワガキ)は、手のひらよりも大きく、拳よりも分厚つかったので、電子レンジでも簡単には開きませんでした。
①蒸し器があれば蒸し器を用意し、なければ岩牡蠣が入るお鍋を用意します。
②蒸し器は水をはり、カキの平らな殻の面を上に、お椀の形をしている殻を下側にしておきます。お鍋にも同じようにカキを並べ、カキのお椀の面の1/2くらいまで水を入れます。フタをして中火にかけます。
③途中で水が減ってきましたら足し、沸騰してから10分ほど蒸します。
④軍手をして上記の【一般的な開け方】同様にナイフで開けていきます。(くれぐれも火傷にお気を付けください)
加熱をする前は、まったく開けられませんでしたが、加熱後はうっすらと閉じ目が開いていたので、ナイフを差し込むことができました。
ナイフを差し込んでも簡単には殻は開きません。
隙間から貝柱を断ち切り、やっとイワガキを開けることができました。
岩牡蠣(イワガキ)はマガキのように簡単には開きませんが、立派な殻を自分でこじ開けることも食べる醍醐味です。
俊丸さんの岩牡蠣(イワガキ)は、加熱用となっています。
加熱することで、カキに当たる心配もないので安心してお召し上がりいただけます。
俊丸さんのおすすめの食べ方は「焼いたり、蒸したり、カキフライにしてもおいしいです。」ということでした。
【食べ方(レシピ)】
<材料>
・通販で取り寄せた岩牡蠣(イワガキ)
<作り方>
①上記の蒸し器や電子レンジで開けたイワガキを開けて、身を取り出します。
②上からポン酢をかけて完成です。
プルプリとしたクルーミーな身がとても美味しかったです!
岩牡蠣(イワガキ)の酒蒸しの食べ方(レシピ)です。
【食べ方(レシピ)】
<材料>
通販で取り寄せた岩牡蠣(イワガキ)
<作り方>
①タワシでこすり洗いをした岩牡蠣(イワガキ)を、平らな殻の面を上に、お椀の形をしている殻を下側にしてフライパンや鍋に置きます。
②料理酒や日本酒を、殻のお椀の半分くらいまで注ぎ、蓋をして中火にかけます。
③沸騰して10分ほどして殻がうっすらと開きましたら火を止め、殻を開けて完成です。
イワガキの持つ塩気で、酒蒸しをするだけでとても美味しいです。
岩牡蠣(イワガキ)のパン粉チーズ焼きの食べ方(レシピ)です。
【食べ方(レシピ)】
<材料>
・通販で取り寄せた岩牡蠣(イワガキ)
・バター、粉チーズ
<作り方>
①上記の蒸し器や電子レンジで開けた岩牡蠣の、上の殻だけを外し、下のお椀の形をした殻はお皿として使います。
②身の上に、バターを少しずつ所々に置きます。
③その上からパン粉をかけ、粉チーズも振りかけます。
④魚グリルやトースターに置き、焼き色が付くまで焼いて完成です。
表面はカリッと香ばしく、身はプリプリで、子どもも「美味しい!」と喜んでくれました。
岩牡蠣(イワガキ)のバター醤油の食べ方(レシピ)です。
【食べ方(レシピ)】
<材料>
・通販で取り寄せた岩牡蠣(イワガキ)
・バター、醤油
<作り方>
①上記の蒸し器や電子レンジで開けた岩牡蠣の、上の殻だけを外し、下のお椀の形をした殻はお皿として使います。
②身の上にバターを乗せ、上から醤油を少しかけて完成です。
加熱したばかりの岩牡蠣(イワガキ)でしたら余熱でバターが溶けますが、冷めていましたら電子レンジで30秒加熱してください。
岩牡蠣(イワガキ)のアヒージョの食べ方(レシピ)です。
【食べ方(レシピ)】
<材料>
・通販で取り寄せた岩牡蠣(イワガキ)
・オリーブオイル、ニンニクのすりおろし
・塩コショウ
<作り方>
①上記の蒸し器や電子レンジで開けた岩牡蠣を開けて、身を取り出します。
②フライパンに多めにオリーブオイルを入れ、ニンニクのすりおろしを入れて弱火にかけます。
③ニンニクの香りがしてきましたら、イワガキの身を入れ、軽く塩コショウを振ります。
④オイルで煮込み、カキに完全に火が通りましたら完成です。
【食べ方(レシピ)】
<材料>
・通販で取り寄せた岩牡蠣(イワガキ)
・塩コショウ、小麦粉
・卵、パン粉
<作り方>
①上記の蒸し器や電子レンジで開けた岩牡蠣を開けて、身を取り出します。
②イワガキの身に塩コショウで軽く味付けし、小麦粉をまぶします。
③溶いた卵にくぐらせ、パン粉をまぶします。
④170℃の揚げ油を用意し、③のイワガキの身をまず3分ほど揚げ、油から揚げます。
⑤1分ほど置いて、180度の油に再度入れて2度揚げをし、カラっと揚がりましたら完成です。
岩牡蠣(イワガキ)の大きなカキフライは、迫力があります。
カラッとした衣の中には濃厚でジューシーなイワガキ。
特別な高級カキフライが出来上がります。
産直通販サイトの漁師さん直送市場を利用して、三重県の俊丸さんより岩牡蠣(イワガキ)を直送していただき、豆知識やレシピをレポートしました。
手のひらよりも大きな岩牡蠣。
その迫力ある見た目は、大海原で生きてきた生命力に溢れていました。
なかなか開けられなかった殻もまた、そんな生命力の表れのように感じました。
そしてイワガキの身は、大きくプリプリで、とてもジューシーでした。
寒い冬に食べるマガキの良さもありますが、暑い夏に食べるイワガキは、バテた体と心に元気を与えてくれました。
ご夫婦で大海に潜り、一つ一つ丁寧に魚介類を獲ってきてくださる俊丸さん、ありがとうございます。
●岩牡蠣の商品一覧
代引き不可
北海道 株式会社カネサ相田
プレミアム牡蠣 流氷しずく7kg
7,581円(税・送料込)
流氷育ちの牡蠣「流氷しずく(生食用)」。厳寒期限定出荷の新鮮な旨味を全国2日以内でお届け。
代引き不可
北海道 株式会社カネサ相田
プレミアム牡蠣 流氷しずく4kg
6,980円(税・送料込)
流氷育ちの牡蠣「流氷しずく(生食用)」。厳寒期限定出荷の新鮮な旨味を全国2日以内でお届け。
代引き不可
北海道 株式会社カネサ相田
プレミアム牡蠣 流氷しずく2kg
5,896円(税・送料込)
流氷育ちの牡蠣「流氷しずく(生食用)」。厳寒期限定出荷の新鮮な旨味を全国2日以内でお届け。
代引き不可
北海道 株式会社カネサ相田
むき身牡蠣 流氷しずく(生食用)
5,480円(税・送料込)
オホーツクの厳寒が育む「流氷しずく」牡蠣、濃厚な旨味と滑らかな食感。