レシピ
レシピ
通販サイトの漁師さん直送市場を利用して、
秋田県のfishdoorさんから鮮魚セットを送っていただきました。
fishdoorさんは、漁師さん直送市場に最近入ってくださった秋田県の若き漁師さん集団です。
底引き、刺し網、釣り、素潜りのスペシャリストが集まり、fishdoorを結成されたそうです。
fishdoorさんが漁をされている岩館港は秋田県の最北端の港であり、ハタハタやタラなどの鮮魚に、ズワイガニやボタンエビなども水揚げされています。
一部を除き、水揚げされた魚は船上にてすぐに血抜きをし、氷締めの処置を行います。
そして港からすぐに注文者に向けて発送してくださいます。
この度は到着した鮮魚セットの中に、鮮やかな朱色の「ボタンエビ」が入っていました。
ボタンエビはエビの中でもとても高級なエビになります。
ボタンエビの中には、太平洋にて少量しか水揚げされない希少で超高級な「本ボタンエビ」と、
本ボタンエビの近縁種にあたり、同じく「ボタンエビ」と呼ばれるエビがあります。
そのエビは以下です。
・北海道のオホーツク海から日本海で水揚げされる「トヤマエビ」
・三陸から紀伊半島辺りの太平洋で水揚げされる「テラオボタンエビ」
・アラスカやカナダで水揚げされる「スポットエビ」
いずれも「ボタンエビ」と呼ばれ、高級すし店や高級料理店に卸されています。
味わいも一級品です。
ボタンエビは生で食べると、「これは甘エビ!?」と思うほどの甘さがあります。
甘エビ以外に、こんなに甘いエビを食べたことがありません。
そして歯ごたえは、柔らかくとろけるような甘エビよりもしっかりとしており、プリプリっとしたほど良い食感があります。
焼いてもあまり身は縮まらず、少し歯ごたえがある身質に変わります。
また頭部にある味噌も美味しいです。
ボタンエビの一番のおススメの食べ方は、なんと言ってもお刺身です!
一度ボタンエビのお刺身を食べると驚くと思います。
その甘さと美味しさに!
食感もプリッとしていて、固すぎず柔らかすぎず、ほど良い歯ごたえがあります。
殻は薄くむきやすいです。
頭部の味噌もまた美味しいです。
殻を剥いて頭を外した時に、頭を口に咥えて味噌を吸うと、ボタンエビの味噌を簡単に味わうことができます。
また、ボタンエビがお腹に抱える卵も、プチプチとした食感とコクがあり美味しいです。
本当はお刺身で頂きたいですが、数日経って食べるなら加熱をして。
洗ったボタンエビの殻の上から塩を少し多めに振り、1時間ほど置きます。
魚グリルで香ばしい焼き色が付くまで焼いて完成です。
加熱をするとしっかりとした歯ごたえになります。
甘味は加熱をすると少し軽減すると思います。
頭部だけパリッとするまで更に焼き、頭の味噌ごと食べると美味しいです。
生のボタンエビの良さも、加熱をしたボタンエビの良さも、どちらも味わえる料理です。
お鍋に出汁を沸かし、殻を剥いたボタンエビを軽くしゃぶしゃぶしていただきます。
程よく食感が増し、甘味も残り、ボタンエビの美味しさを味わうことができます。
大ぶりのボタンエビは、天ぷらの具材としても最高級で絶品です。
車エビのようには硬く締まらず、ふっくらとした柔らかさも残る天ぷらに仕上がります。
<材料>
料理をした後に残った、ボタンエビの頭の味噌を活かしたお味噌汁です。
<材料>
ボタンエビの頭 10個くらい
出し汁 300㏄
料理酒 大さじ1
味噌 適量
豆腐やネギなどのお好みの具
<作り方>
①お味噌汁を作るお鍋にて、ボタンエビの頭を中火で焼き目が付くまで炒めます。
②ボタンエビの頭の水分が飛び、香ばしい香りがしてきましたら、ボタンエビの頭を一回取り出します。
③ボタンエビの頭を炒めたお鍋をそのままにして、そこに出し汁300㏄と、料理酒大さじ1を入れて沸騰させます。
④沸騰しましたら、②のボタンエビの頭を鍋に戻し、煮立てて灰汁を取ります。
③お好みの具を入れて火を通し、最後に火を止めて味噌を溶き入れましたら完成です。
ボタンエビの頭の殻は硬くて食べられません。
ボタンエビの頭に味噌が残っていましたら、味噌を吸っていただきます。
ボタンエビの頭を丸ごと味わうためには、唐揚げにすると食べやすいです。
<材料>
ボタンエビの頭 10個くらい
塩 適量
小麦粉 適量
揚げ油 適量
<作り方>
①ボタンエビの頭の長いひげはキッチンバサミで切っておきます。
②ボタンエビの頭の両面に、塩を軽くまぶし、20分ほど置きます。
③ボタンエビの頭から出てきた水分を、キッチンペーパーで拭き取ります。
④ボタンエビの頭全体に薄く小麦粉をまぶし、180度の油で、カラっとするまで揚げます。
⑤油を切って、塩を軽くかけて完成です。
味噌と、サクサクとした香ばしい頭の両方を味わうことができます。
初めて産地直送でボタンエビを送っていただきました。
回転寿司で回っている身だけのボタンエビは見たことがあったのですが、ボタンエビ本体を見たことがありませんでした。
漁港から直送されたボタンエビはピンクがかった朱色で、とても綺麗でした。
そしてお刺身にして食べてみてびっくり!
こんなに甘くて美味しいとは!
鮮魚セットを注文して、思いがけない幸せな美味しい出会いがありました。
fishdoorさん、ありがとうございました。
代引き不可
石川県 JFいしかわ かなざわ総合市場 流通課
石川産「甘えび子持ち」80尾前後
6,000円(税・送料込)
石川県沖で獲れた『甘えび』のセットです。冷蔵便でお届けします
代引き不可
石川県 JFいしかわ かなざわ総合市場 流通課
石川産「ガスエビ」(生)
6,000円(税・送料込)
石川県沖で獲れた『ガスエビ』60-70尾ほど入れる予定ですが、浜値によっては前後することもあります.
代引き不可
石川県 JFいしかわ かなざわ総合市場 流通課
石川産「生こうばこ」10尾セット
15,000円(税・送料込)
石川県沖の『こうばこがに』ズワイガニの雌のセットです 足折れ混じる事あり
新潟県 昭和丸
訳あり生セコガニ 約3キロ入
16,800円(税・送料込)
生セコガニ中で、脚折れ脚もげ、身入り悪い、色が悪いなどの訳があってお得な約3キロ入(15~27尾)