レシピ
レシピ
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、シログチ(いしもち)を漁師さんが港から産地直送してくださっています。
この記事では、シログチ(いしもち)の特徴や、市場や通販での値段、食べ方レシピについてレポートしていきます。
この度シログチ(いしもち)を通販で直送下さったのはこちらの漁師さんです。
●シログチ(いしもち)のレシピ
シログチはニベ科シログチ属に属しており、同じニベ科には「ニベ」や「クログチ」がいます。
シログチの由来は、浮袋を使ってグーグーと鳴くことから、愚痴を言っているように聞こえるためという説があります。
また、別名で「いしもち」と呼ばれる由来は、頭部に大きな耳石(じせき)があるため、「石持ち」であるというところから付いたと言われています。
関東では「いしもち」、関西では「シログチ」や「グチ」と呼ばれることが多く、釣り人にも人気の魚となっております。
シログチ(いしもち)は体全体が銀白色の白っぽい色をしています。
大きさは30cm程度になります。
青森県~九州までの幅広い海域に分布し、内湾や少し沖合の砂地や泥地に生息しています。
産卵期は5~8月となるため、産卵期前の春~夏が旬となります。
シログチもクログチはよく似ています。外見はシログチの方が少し白っぽいですが、口の中が黒いのがクログチとなります。
シログチ(いしもち)は底引き網漁などで漁獲されています。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、岡山県の邦美丸さんも底引き網漁をされており、シログチ(いしもち)の水揚げがあり鮮魚セットに入れられることがあります。
以下の動画は邦美丸さんではないですが、瀬戸内海で底引き網漁をされています。
シログチが一般的な通販サイト(楽天市場)にて、どの程度の値段で販売されているか調査したところ、シログチの鮮魚を単品で販売さいている商品は見受けられませんでした。
東京の豊洲市場には、全国の産地市場から様々な魚介類が集まってきます。
豊洲市場でのシログチの値段を調べてみましたが、分かりませんでした。
豊洲市場でのグチの値段については、1kg 400円~600円程度でした。
農林水産統計によると、卸売り価格に対して4~5割上乗せしたのが小売価格となっています。
豊洲市場でのグチの値段については、1kg 400円~600円程度だとすると、
スーパーでの小売価格については1kg 550円~800円程度かと思います。
産直通販サイトの漁師さん直送市場においても、シログチを単品で販売されている漁師さんは見受けられませんでしたが、岡山県の邦美丸さんが4,680円の鮮魚セット[タイ、秋チヌ、シログチ、マナガツオ新子、ベイカ]を出荷されていました。
クセのない上品な白身をしています。
身は、クセのない上品な白身をしており、塩焼き、煮付け、ムニエル、揚げ物、アクアパッツアと、和洋問わずに美味しく食べることができます。
鮮度落ちは比較的早いためスーパー等で売られているシログチ(いしもち)は加熱用となっているかもしれませんが、産地直送で届いた新鮮なシログチ(いしもち)はお刺身で召し上がっていただくこともできます。
シログチ(いしもち)のさばき方です。
1.ウロコをとる
2.頭をおとす
3.内臓・血合いを除去
4.三枚おろし
シログチ(いしもち)の刺身のレシピです。
<材料>
・通販で取り寄せたシログチ(いしもち)
<作り方>
シログチ(いしもち)は水っぽいところがあるため、内臓・血合いを除去した後、塩を塗って寝かせると美味しくなるようです。その後、三枚おろしにして、刺身にします。
昆布に挟むだけで、シログチ(いしもち)から適度な水分が抜けて昆布の旨味と香りが移り、風味豊かなお刺身が出来上がります。
<材料>
・通販で取り寄せたシログチ(いしもち)
・できるだけ平らな乾燥だし昆布 サクの大きさ×2枚
・日本酒 適量
<作り方>
①日本酒で湿らせたキッチンペーパーで、昆布の表面を軽く拭きながら昆布を湿らせていきます。(子どもも食べる場合は、酢と水を1:1で混ぜたもので昆布を湿らせることもオススメです)
②3枚おろしにして皮を引いたシログチ(いしもち)を、昆布に乗せ、上からもう一枚の昆布で挟みます。(昆布が足りない場合は、片面だけでも大丈夫です。)
③空気が入らないようにラップで包み、冷蔵庫のチルド室にて半日~1日置いて出来上がりです。
サクではなく、お刺身に切られた魚で作ることもできます。
その場合は、3時間ほど置くだけで美味しい昆布締めが出来上がります。
お刺身に切られている場合は1日以上、サクの場合は2日以上、昆布に挟んだままにしておきますと、お魚の身が黄ばみ、水分が抜けすぎてしまう為、1日や2日経ちましたら昆布から外してラップで包み、冷蔵庫のチルド室で寝かせることをおすすめします。
ラップで包んで密閉することで4日間ほど保存が効き、お刺身で美味しくいただくことができます。
シログチ(いしもち)の塩焼きのレシピです。
<材料>
・通販で取り寄せたシログチ(いしもち)
<作り方>
シログチ(いしもち)は水っぽいところがあるため、内臓・血合いを除去した後、塩を塗って寝かせると美味しくなるようです。その後、焼くと塩焼きになります。
シログチ(いしもち)の酒蒸しのレシピです。
シログチ(いしもち)の塩焼きのレシピです。
<材料>
・通販で取り寄せたシログチ(いしもち)
・塩
・白菜やニンジンなどお好みの野菜
・ショウガ 1かけ
・白ネギ 少々
・酒
<作り方>
①シログチ(いしもち)のウロコと内臓を取り除き、皮目に切り込みを入れます。
②両面に塩をかけます。
③フライパンにお好みの野菜を切って入れます。
⑤シログチ(いしもち)の塩を酒で流し、白菜などの野菜の上に乗せます。
⑥その上から千切りにしたショウガ、長ネギを乗せてフタをして蒸して完成です。
詳しい酒蒸しレシピ動画はこちらです。
シログチ(いしもち)のユッケのレシピです。
<材料>
・通販で取り寄せたシログチ(いしもち)
・焼き肉のタレ 適量
・コチュジャン 適量
・ごま油 少量
・卵黄(あれば) 1個
<作り方>
①シログチ(いしもち)を三枚おろしにして皮を引きます。
②前面に塩か、砂糖をまぶして少々置き、余分な水分を拭き取ります。
③中骨を取り除き、シログチ(いしもち)小さめに切っていき、ボールに入れます。
④そこに、焼き肉のタレ、コチュジャン、ごま油を混ぜて器に乗せます。
⑤卵黄を添えて完成です。
詳しいユッケレシピ動画はこちらです。
シログチ(いしもち)の中華蒸しのレシピです。
<材料>
・通販で取り寄せたシログチ(いしもち)
・焼き肉のタレ 適量
・コチュジャン 適量
・ごま油 少量
・卵黄(あれば) 1個
<作り方>
①シログチ(いしもち)のウロコを引き、内臓を取り出し、皮目に飾り包丁を入れます。
②シログチ(いしもち)のお腹の中に、塩一つまみを塗っておきます。
③上から酒を回しかけ、ラップをかけてレンジに3分かけます。
④フライパンにごま油を多めに入れ、煙が出るほど熱します。
⑤レンジが終わったシログチ(いしもち)の上に白髪ねぎを置き、上から④の熱いごま油を回しかけます。
お好みで、お醤油やポン酢をかけていただきます。
詳しい中華蒸しレシピ動画はこちらです。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、シログチ(いしもち)を漁師さんが港から産地直送してくださっています。
この記事では、シログチ(いしもち)の特徴や値段、食べ方レシピについてレポートしてきました。
刺身や塩焼にするときには、三枚おろしにする前に塩をつけて寝かせるのがポイントのようですね。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、岡山県で底引き網漁をされている邦美丸さんで水揚げがあることがあります。