レシピ
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漁師さん直送市場の通販を利用して、
和歌山県のはまかぜ通信さんから送って頂いた鮮魚セットの中に、銀色に輝くイボダイ(エボダイ)がありました。この記事では、イボダイ(エボダイ)の豆知識や料理レシピをレポートします。
●イボダイ(エボダイ)のレシピ一覧
イボダイ(エボダイ)は、「タイ」という名が付いていますがスズキ目イボダイ科の魚で、新鮮なほど粘液に覆われている魚です。
バターが溶けたように見えることから英名ではバターフィッシュとも言われています。
イボダイ(エボダイ)は、小ぶりな大きさでも脂があるため身がしっとりとしており、柔らかく甘味のある味は万人が好む美味しさです。
一般的な通販サイト(楽天市場)でイボダイ(エボダイ)がどの程度の値段で販売されているか調査してみました。
イボダイ(エボダイ)の単品で販売している商品は少なかったですが、イボダイ(エボダイ) 1kg 6,000円の値段で販売されている商品がありました。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、イボダイ(エボダイ)の単品で販売されている漁師さんは見受けられませんが、イボダイ(エボダイ)の水揚げがあれば5,000~6,000円程度の鮮魚セットの中に入れられると思います。イボダイ(エボダイ)は比較的お手軽な価格帯かと思います。
イボダイ(エボダイ)のさばき方です。
1.包丁でウロコをとる
2.頭をおとす。
3.内臓を除去
4.表面と血合いをきれいに洗い、水分をふき取る。
5.三枚おろし
新鮮なイボダイ(エボダイ)で作るお刺身はとても美味しく、また、水分が多いため塩焼きや煮つけなど過熱料理にしても絶品です。
徳島県ではお祭りの魚として珍重され、丸のまま酢で締めたイボダイ(エボダイ)の姿寿司「ぼうぜ寿司(ぼーぜ寿司)」はお祭りのごちそうとなっています。
新鮮なイボダイ(エボダイ)のお刺身は、しっとりと柔らかな食感に、くせのない上品な甘味があり、絶品です。
また、皮を引かずに皮目を軽く火で炙り、冷水にとって作る炙りの刺身も美味しいです。
身の上品な甘味に、焼き目のついた香ばしい皮の風味が絡みます。
イボダイ(エボダイ)の刺身の料理レシピです。
【料理レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたイボダイ(エボダイ)
<作り方>
①イボダイ(エボダイ)を三枚おろしにして皮は引かずそのままにします。中骨をピンセットで抜き取ります。
②身に串を打ちます。あれば鉄串、なければ焦げても構わない菜箸などを代用します。持ち上げた時に身がなるべく平らになるよう串を扇状に打ちます。
③身がすっぽりと入る大きさの器に氷水を用意しておきます。
④強火の炎の先に皮を直接触れさせて、皮目に焦げ目がつくようにまんべんなく焼きます。串の持ち手は布巾などで覆い、火傷をしないように注意してください。
⑤皮に焼き目がついたら③の氷水にさっとくぐらせて身を締めます。
⑥水気をふき取り、好みの大きさにそぎ切りにして完成です。
イボダイ(エボダイ)は身が分厚くはないため、焼き過ぎないように気を付けてください。
徳島県のボウゼ姿寿司が有名なように、酢で締めたイボダイ(エボダイ)のしっとりとした身は食感もよく美味しいです。
イボダイ(エボダイ)の酢締めの料理レシピです。
【料理レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたイボダイ(エボダイ)
・だし昆布、酢
<作り方>
①3枚卸にしたイボダイ(エボダイ)の両面に塩を多めに付け、ラップをして冷蔵庫で1時間寝かせます。
②イボダイ(エボダイ)の塩を水で洗い流し、キッチンペーパーなどで水分をしっかりとふき取ります。
③だし昆布を浸した酢に、イボダイ(エボダイ)の全体が浸かるように浸します。
④お好みで20分~1時間ほど漬け、漬け終わったイボダイ(エボダイ)の中骨と皮を引いて好みの大きさに切ると完成です。
イボダイ(エボダイ)の塩焼きの料理レシピです。
【料理レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたイボダイ(エボダイ)
<作り方>
イボダイ(エボダイ)はしっとりとした白身なので、塩焼きにしても身はふんわりと柔らかく、脂の甘味をより感じることができます。
塩を振ってしばらく置いてから焼くことで、甘味を十分に引き出すことができます。
イボダイ(エボダイ)の煮付けも美味しいです。
臭みがほとんどないイボダイ(エボダイ)。ほんのりとしたイボダイ(エボダイ)の甘味を味わえるように、味付けはあまり濃くなくても大丈夫です。
イボダイ(エボダイ)の煮付けの料理レシピです。
【料理レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せたイボダイ(エボダイ)
・酒、醤油、砂糖、みりん、ショウガ
<作り方>
①顔は切り落とさずに、ウロコや内臓を取ります。
②煮る前に表面のぬめりを塩でこすり落とし、水で洗いキッチンペーパーで水気を拭きます。
③お皿に盛りつける時と同じようにイボダイ(エボダイ)の顔が左、おなかが下、になるようにまな板の上に置き、皮目に十の字の飾り包丁を入れます。
④鍋に火をつけ、水大さじ5、酒大さじ5、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ2、みりん大さじ1と薄切りにしたショウガ(なければチューブのすりおろしショウガでも〇)を入れて煮立てます。
⑤煮立ちましたら、イボダイ(エボダイ)をお皿に盛りつける時に上になる側を表にして、鍋に入れます。
⑥煮汁をイボダイ(エボダイ)の上から何度もかけて8分ほど煮て完成です。
クセがなく上品な味わいのイボダイ(エボダイ)は、その他にもムニエル、天ぷらなどの揚げ物、カルパッチョにも向いており、美味しく頂けます。
漁師さん直送市場の産直通販を利用して、和歌山県のはまかぜ通信さんから送って頂いた鮮魚セットの中に、銀色に輝くイボダイ(エボダイ)がありました。この記事では、イボダイ(エボダイ)の豆知識や料理レシピをレポートしました。
新鮮なイボダイ(エボダイ)は刺身がとても美味しいですが、イボダイ(エボダイ)はそこまで大きなサイズではないですし、塩焼きや煮つけなどでお手軽に美味しく楽しむのもよいですね。
金栄丸さん、ありがとうございました。
イボダイ(エボダイ)を直送頂いた金栄丸さん