レシピ
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産直通販サイト『漁師さん直送市場』では、生きた加能ガニ(本ズワイガニ)を石川県の漁師さんが産地から直送くださっています。この度は実際に注文して通販で取り寄せた加能ガニの感想や、値段や食べ方レシピについてレポートしていきます。
加能ガニ(本ズワイガニ)は言わずと知れたカニの王様です。
家族のお祝い事に、お世話になった方へのお礼に、新年のご挨拶にと、加能ガニは最高のプレゼントになります。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、以下の漁師さんが毎年11月を過ぎますと加能ガニの通販を開始してくださいます。
石川県漁協 西海支所さんが扱うのは生(活)きている加能ガニとなっています。
加能ガニの通販ページ(石川県漁協 西海支所さんの注文ページへ)
<加能ガニの食べ方レシピも目次はこちらです>
通販サイトには加能ガニ、松葉ガニ、越前ガニなど、様々な呼び名のズワイガニが掲載されており、どのような違いがあるのか分かりづらいかもしれません。ズワイガニのオスは水揚げがされた産地によって呼び名(ブランド名)が変わってきます。
加能ガニは石川県で水揚げされたズワイガニのオスです。「加賀」と「能登」から1文字ずつ取って「加能ガニ」と名付けられました。
ちなみに、福井県内で水揚げされるオスのズワイガニ→越前ガニ(えちぜんがに)と呼ばれます。
また、兵庫県、鳥取県、京都府など山陰地方で水揚げされるオスのズワイガニは「松葉ガニ」と呼ばれます。
加能ガニの大きさは400g~1kgほどとなります。
甲羅には黒い粒がついていることがありますが、これは甲羅を産卵場所とするカニビルの卵嚢です。カニビルは一見気持ち悪く感じるかもしれませんが、害を及ぼすことがありません。
カニビルが多数ついていると、脱皮した後の期間が長いと判断できることから、身入りが良い松葉ガニの判断基準としても利用されています。
加能ガニは日本海側に分布し、大陸棚斜面の水深200~500mの海域に生息しています。
大陸棚は水深130~200メートルより浅い地域となりますので、加能ガニはある程度深い地域に生息していることが分かります。
加能ガニは主に底引き網漁で漁獲され、石川県の金沢港、富来漁港、輪島港などで水揚げされております。
加能ガニの旬は11月~3月となります。
資源保護の観点から加能ガニの禁漁期間が設定されており、4月~10月の水揚げがありません。
活加能ガニを産直通販サイト『漁師さん直送市場』を利用して、実際に取り寄せてみました。
石川県漁協 西海支所さんは、生きた状態の加能ガニを丁寧に箱詰めして発送してくださっていました(商品到着時に生きているかは個々のカニの生命力にもよります。でも筆者が注文した際はいつも加能ガニが生きています。)
箱を開けて、生きている加能ガニに我が家の子ども達は大興奮。
産地直送の通販で春夏は「紅ズワイガニを」、冬は「本ズワイガニ」を販売されている石川県漁協 西海支所さんについてや、商品一覧はこちらです。
冬の気配と共に脂が乗り、たっぷりと身をつまらせたこの時期の加能ガニは期間限定の極上の美味しさです。
新鮮な加能ガニは、太くて長い脚いっぱいに白く美しい身が詰まっており、味には上品な甘みがあります。
加能ガニは底引き網漁で漁獲されています。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、石川県漁協西海支所さんにて底引き網漁で加能ガニの水揚げがあります。
底引き網漁は、大きな網を船で引きながら移動し、魚介類を漁獲する漁法です。
以下の動画は石川県の能登で小型底引き網漁をされている漁師さんです。
通販サイトや卸売市場では様々な加能ガニが販売されており、どのような値段なのか調査致しました。
加能ガニが楽天市場などの一般的な通販サイトでどの程度の値段で販売されているか調査してみました。
本ズワイガニは漁期が秋~冬なので、春~夏に販売されている本ズワイガニは基本的には茹で[冷凍]だと思います。
2023年12月時点では以下のような商品が見受けられました。ふるさと納税の返礼率が3割程度だとすると、1kgあたり30,000円~50,000円程度のように見受けられます。
東京の豊洲市場には全国の産地から様々な魚介類が集まってきます。
豊洲市場での加能ガニの値段を調査しましたが、情報は見受けられませんでした。ズワイガニについては1kg 1,000円~5,000円程度のように見受けられました。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、石川県の石川県漁協さんが加能ガニを冷凍ではなく、活生として注文を受け付け、発送されております。例年、加能ガニは11月での注文はお買い得ですが、12月の注文からは年末にかけてどんどん値段があがっていきます。参考までに2023年12月時点で以下のような値段で販売されていました。
1kgあたり約20,000円程度の価格設定ですので、一般的な通販サイトよりもお買い得かと思います。
<石川県漁協 西海支所さん>
ほぼ活きた状態で届きました。ちょうど5匹入っていたので、家族5人で楽しみました。
1年ほど前に山陰を旅行し、現地で蟹を食べたのですが、その時の味がしました。
しばらく出かけられない状況ですので、また利用したいです。
〇加能ガニ 活生小(石川県漁協西海支所)を購入頂いた神奈川のお客様
足折れだったからか、タグ付き活蟹が5匹タグなしの小ぶりも1匹も入っていたので大変満足しました。
いつもながらお値打ちで新鮮で美味しかったです。
〇加能ガニ 活生小(石川県漁協西海支所)を購入頂いた愛知のお客様
小ぶりながら、7匹もズワイガニが入っていました。
小さいものの身もミソもギッシリ詰まっており味は最高でした。家族4人で2日に渡り楽しめ、カニでお腹いっぱいになりました!
〇加能ガニ 活生小(石川県漁協西海支所)を購入頂いた兵庫のお客様
まずは、加能ガニのさばき方です。
キッチンバサミがあると便利です。
そして活ならでは!届きたてのカニで加能ガニのお刺身を是非作ってみてください。
感動する美味しさを味わうことができます!
youtube 匠本舗かに本舗チャンネルさまは、ズワイガニのさばき方を分かりやすくご紹介くださっています。
匠本舗かに本舗チャンネルさまより
「ずわいがにの姿まるごとってどうやって食べたらいいの?面倒なんじゃない?という方に、簡単できれいに食べれる方法を動画で説明致します。かにみそを味わうなら姿で!」
詳しいさばき方はこちらです。
youtube HabuchiHidekiチャンネルさまでは、活ズワイガニ(加能)のお刺身の作り方を分かりやすくご紹介くださっています。
生きて動いている活ズワイガニ(加能)を包丁で切っていくのは、なかなか勇気がいります。
その場合は加能ガニを真水に20分程浸しておくか、30分ほど冷蔵庫に入れておくとカニが動かなくなります。
加能ガニのお刺身の作り方はこちらです。
<材料>
・通販で取り寄せた加能ガニ
<食べ方(レシピ)>
お刺身同様に、冷凍ではない生だからこそできる料理法、焼きガニ。
カニ脚の殻をこそげ取って魚グリルに入れて焼くだけです。
でも殻をこそげ取るのがなかなか大変。本来は脚の表の赤い殻側をこそげ取るほうが良いのですが、こちら側の殻は硬く、包丁でもキッチンバサミでもなかなかこそげ取ることができず。そこで裏側の白い面で挑戦すると、こちらは包丁でもキッチンバサミでも簡単に殻を切り取ることができました。
今回の調理の反省点は弱火で調理してしまったこと。焼き色が付いた方が美味しそうだなと思い、焼き色が付くまで待っていたら、少し焼きすぎてしまいました。せっかくお刺身でも食べられる鮮度なので、焼きすぎずしっとり感がしっかりと残っている方が美味しいかと思います。中火ぐらいでさっと焼いてみてください。
塩などを何も振っていないのに、カニ本来の風味と旨味に、焼いた香ばしさが加わり、味わい深い美味しさでした。
加能ガニの蒸しガニでの食べ方です。
<材料>
・通販で取り寄せた加能ガニ
<食べ方(レシピ)>
茹でるよりも蒸した方がズワイガニ(加能)の旨味が逃げ出しにくく、カニの旨味が濃縮した味わいになります。
大きな蒸し器がある方は、水が沸騰してからズワイガニ(加能)を丸のままお腹を上に向けて蒸し器に入れ、上から軽く塩を振り、約20分蒸して完成です。
蒸し器がない方はホットプレートでも蒸しガニを作ることができます。
ホットプレートにアルミホイルを引き、そこにカニの脚やお腹をあらかじめ切って並べ、上から軽く塩を振ります。蓋をして加熱。蓋の隙間から蒸気が噴き出してきたら完成です。
<材料>
・通販で取り寄せた加能ガニ
<食べ方(レシピ)>
蒸しガニはもちろん美味しいですが、茹でガニの良さは全体にまんべんなく塩味が回ることかもしれません。
大きめの鍋に水を8分目と水に対して約3%の塩を入れます。そこに加能ガニを甲羅を下(お腹を上)にして入れ、強火で水から茹でます。(水から茹でるとカニの脚が取れにくいです。)お湯が沸騰してから1kg前後の大きいものは約20分茹でて完成です。
蒸しガニも茹でガニも、殻をむくと、白く輝くしっとりした身が殻の中にぎっしりと詰まっていました。一口食べるとホクホクしっとりとした身からカニの旨味と甘味が口中に広がり、「これこれ!」「これを1年待ってました!」と無言でうなずいてしまうほど期待を裏切らない絶品の味でした。
さらに甲羅の中には濃厚なコクを味わえるカニ味噌が入っています。オスのカニ味噌は、濃厚なコクの中にメスのカニ味噌より少しほろ苦い味わいもあり、お酒好きの方にはたまりません。
youtube 鳥取のお魚屋さん「中村商店」公式チャンネルさまは、加能ガニのカニ味噌と身を両方味わえる味わえる、カニ味噌しゃぶしゃぶの作り方をご紹介くださっています。
詳しいレシピはこちらです。
通販サイト『漁師さん直送市場』では、生きた加能ガニを漁師さんが産地から直送くださっています。
この度は実際に通販で取り寄せた加能ガニの感想や、値段や食べ方レシピについてレポートをしてきました。
寸前まで生きていた新鮮な加能ガニは、甘味と旨味たっぷりのしっとりとした身であり、本当に絶品です。
また、調理したての温かくホクホクとしてみずみずしい身は、冷凍にはない味わいです。
例年、加能ガニは11月での注文がお買い得ですが、12月からの注文は年末にかけてどんどん値段があがっていきます。参考までに11月時点での値段は以下です。
<楽天市場>
<石川県漁協 西海支所さん>
久しぶりに家族が集うひと時に、大切な方への贈り物に、おすすめしたい一品です。
産地直送の通販で春夏は「紅ズワイガニを」、冬は「本ズワイガニ」を販売されている石川県漁協 西海支所さんについてや、商品一覧はこちらです。
代引き不可
北海道 イチマン吉岡漁業部
オオズワイカニ オス
10,000円(税・送料込)
オオズワイカニ 4k 10〜15尾
徳島県 勝浦渡船
徳島宍喰産 冷凍!アオリイカ
5,100円(税・送料込)
徳島宍喰でとれる新鮮なアオリイカです。とれたて新鮮なアオリイカの墨袋をぬいてー60度で急速冷凍しております。
代引き不可
石川県 JFいしかわ かなざわ総合市場 流通課
石川県産『冷凍甘えび2K』
8,500円(税・送料込)
石川県沖で獲れた『甘えび』を、とれたて冷凍した商品です。まずは、『お刺身で!』
代引き不可
石川県 JFいしかわ かなざわ総合市場 流通課
石川県産『冷凍甘えび1K』
5,500円(税・送料込)
石川県沖で獲れた『甘えび』を、とれたて冷凍した商品です。まずは、『お刺身で!』