レシピ
レシピ
ブリは成長により名前が変わる出世魚です。この記事では、ブリの特徴やレシピについてレポートします。
●ブリのレシピ一覧
ブリは成長と共に名前が変わる出世魚です。
地域によっても基準や呼び名が違いますが、大きく分けると成長と共に変化する呼び名は以下です。
また、流通過程では大きさに関わらず「養殖物をハマチ」、「天然物をブリ」と呼んで区別する場合もあります。冬のブリは寒ブリと呼ばれ、脂がのった個体は特別感もあります。
ブリは釣り・定置網漁・巻き網漁などで漁獲されています。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、高知県で定置網漁をされている九石大敷組合さんや長崎県で定置網漁をされている有福水産さん、北海道で定置網漁をされているマルホン小西漁業さん、愛媛県で釣りで漁獲している三崎漁協さんなどでブリ(ハマチ)の水揚げがあります。
定置網漁は魚の通り道に網を設置し、網の奥の方まで魚を誘導し、漁獲する漁法となります。
以下の動画は高知県の九石大敷組合さんの定置網漁です。
ブリが一般的な通販サイト(楽天市場)でどのような値段で販売されているか調査してみましたところ、以下のような価格帯のように思います。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、長崎県の有福水産さんが年末年始限定で天然ブリ(5kg程度)を販売されておりました。1,500円/kg程度となり、三枚おろしの対応も可能なのでありがたいですね。
大きなブリをさばく方法についてご紹介します。
動画を見て理解する方が早いので、有名なお魚youtuber のきまぐれクックさんのさばき動画をご紹介します。
長崎県五島列島の有福水産さんがおすすめしてくださったブリのレシピは、【お刺身・塩焼き・照り焼き・鍋】でした。
届いた初日はお刺身で、翌日からはしゃぶしゃぶや照り焼きにしても美味しいですよね。
また、せっかくの神経締めの鮮魚を、長くお刺身で味わい方には「熟成」と「生ハム」にしてしまうという手法があります。
定期的に漁師さん直送市場にて鮮魚セットをご注文くださる魚通の熟練のお客様は、「熟成」や「生ハム」にして、1週間かけてお魚のお刺身を味わってくださる方が多いです。
「熟成」や「生ハム」にするためには、神経締めや血抜きの処理をされている鮮度の良い魚であることが条件となります。
有福水産さんのブリは、水揚げ後すぐに神経締め・血抜きを行い、そのまま市場を通さず自宅に発送してくださるので、鮮度も抜群です。
生ハムと言えばお肉では?と思いますよね。
お肉の生ハムは、お肉を塩漬けし、乾燥と熟成をさせたものになります。
正確に言うと塩漬けの後に低温燻製したものを「生ハム」、乾燥と熟成だけをさせたものを「プロシュート」と呼ぶそうです。
お魚でいう「生ハム」とは、塩漬けにして乾燥と熟成をさせたものになります。
3日ほど置くと、食感はまるでお肉の生ハムのようにしっとりねっとりとした食感になります。
更に数日置くと、より水分が抜けた締まった身になっていきます。
10日間以上寝かす方法もありますが、一般家庭では衛生面の心配もありますし、最大でも1週間が安心かと思います。
熟成をすることで、たんぱく質の分解が進み、旨味成分が増します。
生ハムにしたブリやヒラマサは、白ワインや辛口の日本酒にも合う、深い味わいになります。
ブリ・ヒラマサの生ハムのレシピです。
【レシピ】
<材料>
産直通販で取り寄せたブリやヒラマサの脂が乗った部分のサク お好みの量
塩 たくさん
<作り方>
①トレーの上に、ブリかヒラマサのサクを乗せ、両面に満遍なく塩を振り、30分ほど冷蔵庫で寝かせます。
②サクから出てきた水分をキッチンペーパーで優しく拭き取ります。
③再びサクをトレーに乗せて、初回より多い塩(身をうっすらと覆うほど)の量を両面にまぶし、ラップをせずに一晩冷蔵庫で寝かせます。
④ブリかヒラマサのサクを水でさっと洗い、キッチンペーパーで拭き取ります。
この状態で食べても美味しいです!
更に熟成させたい方は次の手順に進みます。
⑤綺麗なキッチンペーパーで包み、更に上からラップで包んで冷蔵庫に入れます。
⑥水分が出てくるので毎日キッチンペーパーを変え、3日以ほど経ちましたら完成です。
オリーブオイルと黒コショウをかけて食べても美味しいです。
家にあれば、③の手順の時に、ただの塩ではなく、ハーブ入りソルトを使うと更にオシャレな生ハムに仕上がります。
新鮮な魚を熟成することで、たんぱく質の分解が進み、旨味成分が増し、水分がほどよく抜けて、もっちりとした歯ごたえのお刺身に変化していきます。
作り方は生ハムよりもとても簡単です。
ブリ・ヒラマサの熟成刺身のレシピです。
【レシピ】
<材料>
産直通販で取り寄せたブリ・ヒラマサ
<作り方>
①サクにしたブリやヒラマサを、2枚重ねにしたキチンペーパーで包み、更に上からラップで包んで冷蔵庫(あればチルド室)に入れます。
②水分が出てくるので、毎日キッチンペーパーを交換し、完成です。
とても簡単!2日目でも食べられますし、毎日少しずつ食べて熟成が増していく味わいの変化を楽しむのも良いですね。
プロの方はプロの方の方法で、1カ月でも熟成させることがあるそうですが、一般家庭では1週間ほどで食べきる方が安心です。
ブリと言えば照り焼きですよね。
この度はyourubeで36万回以上再生されている「和食料理人 関斉寛」さんの照り焼きの人気のレシピをご紹介いたします。
ブリの照り焼きのレシピです。
【レシピ】
<材料>
ブリ切り身 3切れ
ネギ
ショウガ
小麦粉 適量
酒 大さじ3
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ1
詳しいレシピはこちらです。
新鮮なブリを熟成させたり、生ハムにすることで、忙しい年末年始もサクを薄く切るだけで、美味しい鮮魚を長く味わうことができます。
お節料理に美味しい照り焼きを加えたり、家族との集まりでブリしゃぶやヒラマサのしゃぶしゃぶの鍋を囲むことも素敵ですね。
岡山県 邦美丸
鮮魚セット 約4kg~8kg
9,600円(税・送料込)
目安人数8~16人。親戚を呼んでのお祝いごとやホームパーティーにオススメです。
岡山県 邦美丸
鮮魚セット 約3kg~6kg
7,680円(税・送料込)
目安人数6~12人。親戚を呼んでのお祝いごとやホームパーティーにオススメです。
岡山県 邦美丸
鮮魚セット 約2kg~4kg
5,680円(税・送料込)
目安人数2~4人。家族・パーティーにオススメです。1日目は基本的に刺身、2日目以降は焼き・煮付等お楽しみ頂けます
岡山県 邦美丸
鮮魚セット 約1.5kg~3kg
4,680円(税・送料込)
目安人数2~3人。夫婦・家族にオススメです。1日目は基本的に刺身、2日目以降は焼き・煮付などお楽しみ頂けます