レシピ
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産直通販サイトの漁師さん直送市場を利用して、
山口県の七福丸さんから2月に送っていただいた鮮魚セットの中に「赤貝」がありました。
しかも国産!
しかも生きている貝もいるほど新鮮な赤貝!
七福丸さん本当にありがとうございます。
七福丸さんが事前に送ってくださったおすすめの食べ方は以下です。
「赤貝: 刺身、酒蒸し」
お刺身で食べられるほど新鮮な赤貝!味わいが楽しみです。
この度は、赤貝についてと、レシピについてをまとめてみました。
※2022年3月5日現在、七福丸さんは2月中旬の強風により船が陸に乗り上げてしまい、休漁中となっていましたが、船が直り漁に出られております。
●赤貝のレシピ一覧
赤貝は、大きさは約10cm、厚みは約8cmはある、分厚く、丸みを帯びた姿形をしています。
殻はこげ茶色をしていますが、中の身は、とても鮮やかなオレンジ色をしています。
そして、貝では珍しく、人と同じヘモグロビンを含む血を持つ貝となっています。
その為、殻を開けると赤い血が流れだし、初めての方は驚かれるかもしれません。
しかしサラサラとした薄い血であり、臭いも全くありません。
水でサッと流すことで、身もまな板も綺麗になりますのでご安心ください。
また、人間と同じヘモグロビンを持つため、栄養価としても鉄分が多く、貧血の方にもおすすめです。
地域によって赤貝の産卵時期は違いますが、西日本では5月頃から夏にかけて赤貝は産卵を行います。
そのため、赤貝は再び栄養を蓄えた産卵後の晩秋から、5月頃までにかけてが美味しい旬の時期となります。
赤貝は底引き網漁などで漁獲されています。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、山口県の七福丸さんが底引き網漁をされており、赤貝が漁獲されることもあります。
底引き網漁は大きな網を船で曳き、魚介類を漁獲する漁法となります。
以下は別の漁師さんの赤貝漁の動画です。
楽天市場などの一般的な通販サイトで赤貝がどの程度の値段で販売されているか調査してみました。
中国・韓国産の赤貝は1kg 3,000円程度、国産の赤貝は1kg 7,000~9,000円程度で販売されているように思われました。赤貝1個100g程度だとすると、国産赤貝は1個700~900円かと思います。
産直通販サイトの漁師さん直送市場では、七福丸さんが時期により赤貝を出品されており、1kg 2,000円程度で販売されておりました。
値段が高くてお店で注文をためらっていた赤貝が、鮮魚セット【約2kg~4kg 5,680円(税・送料込)】に5個(一般的な通販では3,500円相当)も入っていて驚きました!
5,680円の鮮魚セットの中には、他にも高級なオコゼやヨシエビが入っていたので、すごいコスパです!
赤貝の開き方・下処理についてです。
①赤貝の表面の殻をブラシで水洗いします。
②赤貝の後ろにある殻の綴じ目、蝶番(ちょうつがい)の隙間にバターナイフやステーキナイフのような平らで薄く、固いものを物を当てます。
③左手で赤貝を持ち、右手で蝶番の隙間に当てたナイフを時計の針を回すように回転させます。蝶番の綴じ目をねじることで、殻がずれて隙間ができます。
④隙間が空きましたら、そこからナイフを表面の殻に添って入れ、貝の両側端にある2カ所の貝柱を切りますと、赤貝の殻が開きます。
また、赤貝の殻は、ホタテや牡蠣よりもかなり薄く割れやすいため、殻の後ろの蝶番をうまくずらせない場合は、閉じた殻に無理やりナイフを差し込み、殻を少し割って殻を開けることも簡単にできます。
①赤貝の殻から取り出した身を一度水洗いし、身とヒモを包丁で切り分けます。
②赤貝の身は、黒いワタ(肝)がある側から包丁を入れ、完全に切らないように半分に切り開き、中のワタをすき取ります。ワタは捨てます。
③ヒモを包丁で優しく削ぎ、汚れを取ります。ヒモについているヒラヒラの赤いエラを切り取り、エラは捨てます。ヒモの先に付いている丸い白い身の固まりが貝柱です。
④ヒモと貝柱と、身をザルに入れ、塩を多めに振りかけて、手で揉み洗いをし、ヌメリを取ります。
⑤流水をかけ、ヌメリと塩をサッと洗い流します。(長く真水にさらさないようにしてください。)
⑥ヒモに黒い汚れが付いていましたら、キッチンペーパーで拭き取ります。
⑦身もキッチンペーパーで水分を拭き取り、下処理が完成です。
ワタを茹でたり煮付けにして食べる方法もあります。
しかし、卵を持つ時期のワタは危険で食べられません。
また、抵抗力の弱いお子さんやお年寄り、体が弱っている方は当たることがあるため食べる際はくれぐれもお気を付けください。
新鮮な赤貝は、なんと言ってもお刺身やお寿司など、生で食べることがおすすめです。
コリコリとした食感と、強い旨味、独特の香りが堪能できます。
赤貝のお刺身のレシピです。
【レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せた赤貝
<作り方>
・表面に格子状に切り込みを入れる。
・タコさんウインナーを作るように、片側だけ細く切っていく。
そして、切った身を、まな板に一枚ずつたたきつけます。
そうすることで、身が締まり、食感がより良くなり、包丁の切り込みも綺麗に出てきます。
ヒモは2cm幅ほどに切り分けます。
赤貝の殻は、良く洗ってから、熱湯で1分以上沸騰させて消毒をし、殻の上に身と、ヒモとホタテを盛り付けて完成です。
赤貝の殻をお皿にすることで、一気に見栄えが良くなります。
赤貝は生のお刺身はもちろん絶品ですが、さっと湯引きをすることで程よく加熱され、甘味と歯ごたえが増します。
赤貝の湯引きのレシピです。
【レシピ】
<材料>
・通販で取り寄せた赤貝
<作り方>
①60℃~70℃ほどのお湯と、氷水を用意しておきます。
②下処理をした赤貝の身を、①のお湯の中でしゃぶしゃぶし、表面が少し白くなりましたらすぐに氷水に入れて締めます。
③氷水に数秒付けましたら取り出し、キッチンペーパーで水気を拭き取って完成です。
わさび刺身醤油でも、ポン酢でいただいても美味しいです。
赤貝は、お酢との相性も良いです。
赤貝の和え物のレシピです。
【レシピ】
<材料>
通販で取り寄せた赤貝の身 4個
乾燥ワカメ 少々
A:だし汁 小さじ1
A:お酢 大さじ1
A:砂糖 大さじ1/2
<作り方>
①乾燥ワカメは水でもどしておきます。
②下処理をした赤貝の身を細切りにします。
③ボールにAを混ぜ、そこに②と水気を絞ったワカメを入れて和え、器に盛り付けて完成です。
彩りも綺麗です。
赤貝のつぼ焼きのレシピです。
【レシピ】
<材料>
通販で取り寄せた赤貝 4個
エノキ 1/8株
A:水 大さじ4
A:醤油 大さじ1
A:みりん 大さじ1
<作り方>
①赤貝の殻を開き、身、ヒモ、貝柱に下処理をして綺麗にしておきます。
②身は細切りに、紐も2cm幅ほどに切っておきます。
③エノキは長さを2、3cm幅に切ってほぐしておきます。
④赤貝の殻4個を綺麗に水洗いし、その上に、赤貝の身、ヒモ、貝柱とエノキを混ぜ合わせたものを山もりに乗せます。
⑤トースターか、魚グリルにアルミホイルをひき、その上に具をのせた殻を倒れないように載せます。
⑥Aを混ぜ合わせ、具をのせた殻にスプーンでかけます。
⑦弱火で3分~5分ほど加熱して完成です。
赤貝だけをつぼ焼きにしてももちろん美味しいです。
エノキを小さめのシメジや舞茸など別のキノコにしても、歯ごたえが良く、味わい深いつぼ焼きになります。
産直通販サイトの漁師さん直送市場を利用して、山口県の七福丸さんから2月に送っていただいた鮮魚セットの中に「赤貝」があり、豆知識やレシピをレポートしました。
高くてお店で頼むことをためらっていた国産赤貝が、鮮魚セットに入っておりとても驚きました。
貴重な赤貝を、自宅で捌いて食べられることは嬉しいかぎりです。
殻も開けやすく、捌きやすかったです。
鮮やかなオレンジ色の身は、コリコリとした歯ごたえがあり、磯の香りと旨味が溢れだし、最高の美味しさでした。
国産の赤貝を味わうことができ、感謝!
七福丸さん本当にありがとうございました。
福岡県 かきの阿部、飛龍丸
蒸し牡蠣真空冷凍パック
3,400円(税・送料込)
真牡蠣を蒸して身を取りだし、真空パックして、急速冷凍しました。300g×2P
富山県 くろべ漁業協同組合
刺身用バイ貝5個(冷凍)
3,680円(税・送料込)
お刺身で楽しめる!エゴバイ貝の5個セットを冷凍でお届け。写真は3個分のお刺身画像です。
広島県 本庄水産
レンジ調理冷凍殻付4個✖2パック
3,000円(税・送料込)
お召し上がり方 解凍せずこの容器のまま電子レンジ600Wで6分加熱してください。(殻付き4個入りが2パック)
広島県 本庄水産
レンジ調理冷凍殻付4個✖3パック
3,500円(税・送料込)
お召し上がり方 解凍せずこの容器のまま電子レンジ600Wで6分加熱してください。(殻付き4個入りが3パック)