友知さけ定置部会
販売商品【トキシラズ】と【サクラマス】
【トキシラズ】
北海道最東端の町、根室市の歯舞沿岸で4月下旬~8月上旬にかけて獲れるサケ(トキシラズ)
サケといえば朝食やおにぎりなど、一般家庭でも馴染み深く全国的に流通していると思います。
しかし一言でサケといっても実は様々な種類があるのです。
■秋鮭とトキシラズの違いについて
・秋鮭とは…8月中旬~11月中旬にかけて獲れるサケ。
産卵のために戻ってきたサケを獲るためメスのお腹には沢山の卵 (イクラ)が入っています。とても人気のイクラですが卵に栄養がいく分、身にはあまり脂がありません。
・トキシラズ(別名 時鮭)とは…4月下旬~8月上旬にかけて獲れるサケ
漢字で時不知(トキシラズ)と表すこともある通り、本来産卵のために南下してくる時期とは異なり餌を求めて南下してくるため栄養価が卵巣や精巣に取られていない、産卵準備前のサケということになります。そのため、身の脂のりがよく、特にハラス(内臓周りの脂がのった部分。一般的なトロと呼ばれる部分)は通常の秋鮭の3倍以上の脂がのっているといわれ、サケの霜降り肉といわれることもあるほど、とにかく脂乗りが別格です。
このようにサケといっても大きな違いやそれぞれの特徴があるわけです。
更にトキシラズといっても獲る海域や漁法によってもまた新たな違いが生まれます。
流し網漁では魚がいる場所まで船を走らせ、回遊している魚を獲り、トキシラズの魚体は2㎏前後のものしか獲れません。
しかし友知さけ定置ではその名の通り定置網という漁法で海中に仕掛けた網に回遊してきた魚が自ら入ってくるため、網を揚げるギリギリまで回遊し、魚体へのストレスが軽減されます。また大きさも平均3㎏以上と大きく、通称『デカトキ』『バカトキ』といわれるほど。
魚体が大きいほど脂乗りも格段にあがってくるので北海道根室市の定置網で獲れるトキシラズは希少価値が高く、高級魚ながらも人気があるのです。そして船上で一尾ごとにしっかりと下処理をしているので鮮度にも自信があります。
ぜひ一度ご賞味いただければと思います。
産地紹介
北海道最東端の町、根室市歯舞は年中通して水温がほかの地域と比べて低いため、魚の脂の乗りが一味違います。
漁法紹介
定置網で魚にストレスをあまりあたえず水揚げギリギリまで回遊させて獲ります。
こだわり
水揚げしたら即座に船上で〆ます。生臭さを残したくないので船上で血抜きをした後、神経〆をして、専用の機械で胃を洗浄し内臓をきれいに洗って、腐敗臭の原因を取り除いて出荷します。
おすすめの食べ方
焼いて食べる場合は、すりおろした山わさび(別名、西洋わさび・ホースラディッシュ)を添えるのがおすすめ。
刺身で食べる場合は柵にした状態で一晩冷凍し、食べる前に解凍してお召し上がり下さい。その際、半解凍状態のルイベとしても美味しく召し上がれます。
【サクラマス】 別名:本マス
サクラマスとは…
身質と脂の乗りが程よく、春定置網漁期の中でも前半時期にしかとれない希少な魚種。
体厚が太く2〜3kgの良サイズのみを厳選し出品いたします。
もちろん船上にて
■神経締め
■血抜き
■胃洗浄
の処理を施しているため鮮度の良い状態で発送させていただきます!
食べ方としては定番の焼き魚の他に【煮付け】や【ホイル焼き】
一度冷凍した後に半解凍でいただくお刺身【ルイベ】
頭や骨は捨てずに【あら汁】など余す所なく様々な料理に活用していただけます。
季節ごとの水揚
水揚げ魚種の一例となります。天然魚の場合は自然相手のため、どのような魚が漁獲できるかは出漁して水揚げしてみたいと分からないです。記載の魚種がいつも水揚げされるというわけではありませんのでご理解よろしくお願い致します。
春
トキシラズ(時鮭)、サクラマス(本マス)
夏
トキシラズ(時鮭)
秋
秋鮭
冬
なし