レシピ
レシピ
2020年10月10日 12時09分
漁師さん直送市場の通販を利用して、
兵庫県柴山港の松栄丸さんから甘えびを送って頂きました。
箱を開いて、甘えびの大きさにびっくり!!
こんなに大きくて立派な甘えびは初めて見ました。
甘えび丼を作ると、大きなお茶碗からはみ出す豪快で贅沢な甘えび丼が出来上がり、絶品でした!
甘えびは流通の世界では赤えびと呼ばれ、正式には北国赤海老といいます。
殻が柔らかいので剥きやすく、生で食べるととろけるような甘みがあるのが特徴です。
甘えびは、サッと水洗いをして、殻を剥くとすぐに食べられる良さがあります。
新鮮な甘えびの甘くとろける身は絶品!手が止まらず何尾でも食べてしまいます。
甘えびの旬は秋から冬で、卵をたっぷり抱えたこの時期が一番甘味があり美味しいそうです。
甘えびにはタウリンが多く含まれ、脳卒中、高血圧、心臓病などの成人病予防として効果があると言われています。
また甘味は脂肪によるものではなく、たんぱく質に含まれるアミノ酸によるものなので、高タンパクかつ低脂肪で、美味しく体に嬉しい食材です。
新鮮な甘エビは何といってもお刺身です。
甘えびを水洗いして頭と殻を剥くと、もう完成です。
口の中でとろける甘みと、つるっとぷりっとした歯ごたえがあり、うなるほどの味わいです。
頭と尾を残して丼ぶりに盛り付けると豪快な甘えび丼が完成します。
味噌が入っている頭も美味しく、カルシウムがたっぷりとれる食材です。
残った頭は軽く塩を振り、魚グリルで低温にてじっくりカリカリに焼くと、エビの味噌が香る簡単なおつまみが完成します。
甘えびの頭からは良い出汁が出ます。
えびの風味と旨味を味わえる高級お味噌汁が簡単に出来上がります。
<作り方>
①甘えびの頭を水から煮て、沸騰してしばらくしたら頭を取り出します。
②ネギや豆腐など好みの具材を煮て、味噌を入れて完成です。
<作り方>
①出汁を取った後の頭も含め、頭と殻の水分をキッチンペーパーでふき取り、包丁やキッチンバサミである程度細かくしておきます。
②フライパンで水分が飛ぶまでしっかりと乾煎りし、フードプロセッサーで細かくすると完成です。
ふりかけはご飯にかけるのはもちろん、チャーハンやクリームパスタに入れることもおすすめです。
えびの赤色が見た目にもアクセントとなり、エビの香りと風味が加わわった贅沢なエビチャーハン、エビクリームパスタが簡単に完成します。
作りすぎた場合は冷凍保存もできます。
甘えびのふりかけを利用して手作りエビせんべいも作ることができます。
<作り方>
①ボールにエビの粉末大さじ4、片栗粉50g、水100cc、塩ほんの少々を入れてよく混ぜます。
②フライパンに薄く油をぬり、スプーンで好きな大きさに生地を落としていきます。
③弱火~中火で裏表を焼きます。
④そのままでも完成ですが、おせんべいのカリッと感がもっと欲しい場合は、レンジOKの耐熱皿に重ならないように③を広げ、レンジで数分加熱しますと完成します。
甘えびは殻をむけば食べられる調理の手軽さと、そのままで甘味ある美味しさが味わえる嬉しい食材です。
むいた後の殻も美味しくいただけるので、廃棄するものがほとんど出ないことも魅力です。